車窓百景(30)~小野田線・妻崎~居能
小野田線の妻崎駅から居能(いのう)駅までの区間です。
一駅間まるごとの動画になります。
住宅地を抜けると見晴らしが良くなり、コンビナートを眺めながら河口の大きな川を渡ります。鉄橋には柱や欄干がないので、とても良い眺めです。
工場地帯の脇を抜けると、居能駅に到着します。
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コメント (2)小野田線の妻崎駅から居能(いのう)駅までの区間です。
一駅間まるごとの動画になります。
住宅地を抜けると見晴らしが良くなり、コンビナートを眺めながら河口の大きな川を渡ります。鉄橋には柱や欄干がないので、とても良い眺めです。
工場地帯の脇を抜けると、居能駅に到着します。
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コメント (2)山口県の宇部のあたりは工業地帯で、たくさんの工場やコンビナートが並んでいます。その中に空港なとがあり、夜に行くと格好いい未来的な光景を見ることが出来ます。
この工業地帯の中を走っている線が、宇部線と小野田線です。
鉄道ファンの間では知名度があります。少し前まで現役列車として、昔の古い車両が走っていたからです。
いまはその車両も引退して、普通の(といってもやや古いタイプですが)電車になっています。
落ち着いた時を見計らって乗りに行きました。
この線には雀田駅から長門本山駅まで、わずか2駅しかない小さな支線があります。
現役最古の車両はまさにこの区間を走っていたのですが、これが乗り鉄にとってはかなり難しい区間なのです。
列車が来るのは早朝と夜間に数本だけ。東京からは遠く、朝晩いずれも乗りにくいのです。
乗り鉄ではこのようなパターンが一番苦労します。
単に本数が少ないという路線はわりとあるのですが、そういうローカル線はそれ自体が楽しみだったりして、乗りに行こうと決めてしまえば意外と難なく感じるのです。
しかし小野田線のように、通常の観光や地域交通の用途でない線は乗りにくいです。距離も短いですし、風景が綺麗なわけでもないのですが、乗らないとだめという義務感を感じてしまいます。
工業地帯を走るこうした路線は、他にも全国にいくつかあり、なんとか乗ってきました。宇部線、小野田線はいよいよこの部類の最高峰に挑むという気持ちでした。
列車が朝晩にしかないので、途中の宇部新川に一泊しました。
新山口から宇部線の電車に揺られて行きます。車窓にはずっと住宅地と工業地帯が続きます。
新山口の方が都市ではないかと思っていたのですが、調べると宇部の方が安いホテルが断然多いのです。
行ってみてわかったのですが、工業地帯の中心的な町なのでビジネスユースが多いのだと思います。
翌早朝、ホテルの受付が始まる前にチェックアウトして、誰もいない宇部新川駅で列車を待ちます。
1両の可愛い電車が入ってきました。旧型でなくても、これも十分可愛くて懐かしい感じのする列車です。
乗客は私だけ。誰もいません。
車内で運転士さんとふたりだけで待っていたら、もう一人、鉄道ファンが乗ってきました。本日は、2名の乗客全員が鉄道ファンです。イベント列車のような雰囲気で発車します。
日の出前の工場地帯を走ります。河口付近で大きな川を渡りました。穏やかな水面が広がっています。
意外にも風景が良いですね。こんなところも走るのかと、ちょっと驚きました。
すぐに雀田駅に到着です。ここで小野田から来る対向列車を待ってから発車です。
乗換客はいなかったので、やはり鉄道ファン列車として、いよいよ長門本山に向かいます。
民家の軒先をかすめるように走ったかと思うと、もう終点です。
とても小さくてぽつんとした駅でした。道路に突き当たるようにして線路が止まっています。その向こうには海が見えました。
一応、観光マップなのものが設置されていましたが、私のような物好きな人間へのサービスなのかもしれません。
朝日が昇ってきました。
駅名板の向こうの空が朱色に染まりますが、天気はいまいちのようです。
折り返しの列車に乗って、雀田駅に戻り、今度は小野田駅の方に乗り換えます。
ホームでは乗客がいなくなった電車がちょこんとしていました。今日2往復目(朝の最終便)はたぶん新鮮な空気だけを運ぶのではないかと思います。
線路の脇に咲いていた菜の花が印象的でした。
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コメント (2)室内灯ですが、いろいろと工作しなくてはならなくて大変だなあという印象があると思います。
今回はパーツを交換したりしたからで、本来の正攻法で取り付ける場合には、ハンダ付けや細かいパーツは必要ありません。比較的簡単に取り付けられるようになっています。
ただし、各車両にシューを付けなくてはならないので、シューの数は多くなります。
正攻法のやり方では、LED室内灯キットとシューのキットだけでOKです。
図のように各車両に、それぞれシューと集電板を取り付けます。
LED基盤との接続はコネクタが付いていますので、ハンダ付けの必要はありませんし、シューも集電板も簡単に付けられますから、車体の分解も内装パーツまで外さなくてもできます。
今回のやり方は、こちらの図のように配線しました。
シューの電気を車両をまたがって、隣の車両へと配線していくことによって、シューを1カ所だけで済むようにしています。
ひとつの編成にシューがいくつもついていると困るのか、と言いますと、困りません。
実際に、うちでも1編成に10個くらいのシューが付いている編成が走っています(各車両に点灯パーツがある貨車が繋がっている)。
気になるのは走行音がややうるさいことくらいでしょうか。走行には何の問題もありません。
室内灯を付けたりして、車輪の摩擦が増えると、機関車の牽引力が必要になりますから、急な坂があるレイアウト等では車両の両数に気をつける必要があると思います。
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コメント (4)この記事の内容で一部不具合が出る箇所がありますので、こちらも合わせてお読みください。→http://kaz.fount-k.com/weblog/archives/1471
前回に続いて、2両目以降の工作です。
2両目以降はシューは必要ないので、集電板と導電カプラーを取り付けていきます。
これはシューからの電気を、次の車両へと引き通しで配線する必要があるからです。
本来なら、隣の車両へとシューからの電気を導電カプラーを通して送っていくために、両端の金具をリード線で直接結線する必要があります。しかし、この車両の場合は重りのダイキャストが固定されて入っていましたので、これをそのまま利用することしました。
ダイキャストと金属を直接ハンダで埋めてしまいました。ちょっと距離があったので見た目が汚くなっています。短いリード線を使った方がスマートだったかもしれません。
ダイキャストの表面には絶縁の塗料がついていますので、ダイキャストの横の部分にハンダを流し込む必要があります。テスターで確認すると良いでしょう。
左右の金属金具がちゃんと導電していることを確認して、内装パーツを戻します。
導電カプラーを取り付けます。
ここで再度カプラーの金具同時が通電できることを、テスターで確認すると良いでしょう。
片方の台車(Y字金具にリード線を付けなかった方)に、集電板を組み込みます。
Y字金具のリード線のもう一方ははLED基盤にハンダ付けします。
接続する端子の位置に注意してください。
集電板のリード線をLED基盤に差し込んで、座席の上に載せます。
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先日のTEE客車にLED室内灯を取り付ける工作をしました。
※注意していただきたいのは、この記事の工作は非純正(正攻法ではない)やり方です。正攻法のやり方は別途書きますので、初心者はまずそちらから試すことをお奨めします。
純正のやり方と違う点は以下の通りです。
・導電カプラーに交換している。
・導電カプラーで客車間に配線を通すので、集電シューを取り付けるのは1両だけ。
・集電シューをROCO社製の静音タイプに交換している。
です。
まずはレシピというか必要材料です。
(1)73401 LED室内灯
(2)73405 集電シュー
(3)RTSカプラー(1極導電カプラー)
(4)ROCO社製静音シュー(倒産する前の製品なので現在も販売しているかどうかは不明)
(5)Y字型の金具(メルクリンの純正パーツですが型番、製品名不明)
※正攻法で室内灯を付ける場合には(3)~(5)は不要です。
工具類は、
・ハンダとハンダごて
・ピンセット
・ニッパ
・リード線が若干
が必要です。
前回、足りないと書いた部品は(5)です。これは写真にあるものが手持ちの全在庫で、5個しかないので、今回は3両しか室内灯を付けることはできませんでした。今度、お店に行った時に不足分を購入してから、残りの車両も工作することになります。
ちなみに後ろにいるsuicaペンギン(JR純正品)は単なる見学者で、特に必要ありません。その横にある函館塩ラーメンキャラメルは限定品ですが、おやつですので、こちらも特に必要ありません。
最初に最後尾の荷物車を工作します。
全車両に集電シューを付けるのは大変ですし、走行音がうるさくなるので、シューは最後尾の1両だけに取り付けます。
走行する際にはシューがある車両は(室内灯を点灯させるには)必ず必要になります。中間の車両に取り付けると編成の工夫が生じるので最後尾の荷物車にシューを付けることにしました。
(2)集電シューのセットには、シューと車輪へ接触させる集電板が入っています。どちらもすでにリード線が取り付けてあるので便利です。
まずシューを静音シューに交換します。
今回は手元にあったROCO製ですが、メルクリン製でも他社製でも構わないでしょう。
黒い台座部分とリード線は純正のものを使いますが、先端のシューの部分だけを静音シューに交換します。
純正シューの黒い台座からシューの金属の板を取り外します。折り曲げてあるだけなので、ピンセットで曲げるだけで外せます。
純正のシューにハンダ付けされているリード線を外します。ハンダごてを当てると外れますが、切ってしまっても良いです。
金属の支えの方に付いている黒い台座を外します。これで金属パーツだけになります。
リード線を金属パーツにハンダ付けします。この時に、金属の穴の中にリード線を通すことに注意してください。
金属パーツを純正の方の台座に取り付けます。サイズは合っているので、ピンセットで曲げて固定するだけです。
続いて客車の本体です。
車端部にあるホロが留め具になっているので、これを外します。
カプラーは導電カプラーに交換しますので、通常のクロースカプラーは外します。
最後尾車両ですので、外すのは最後尾ではない方(2号車が連結される側)だけでOKです。
ヨーロッパ標準仕様のカプラーポケットなので、ピンセットで突起を押し込めば簡単に取れます。
車体は上下のパーツに分解できます。
下のパーツの車端部から、上のパーツを押し広げるようにして外していきます。
内装パーツは左右に何カ所かある爪を外していくと台車パーツと分かれます。
中からはダイキャストの重りと、導電用の金属板が出てきます。
導電用の金属板を外します。横にスライドさせると爪が外れて簡単に取り出せます。
金属板の下にV字型の溝があるカプラーパーツがあります。ここに(5)のY字型金具をはめ込みます。
Y字金具の先端は、V字の根本の穴に差し込んで、カプラーポケットのお尻の部分に収納されるように調整します。この先端部が導電カプラーの金属板と接触することによって、配線が出来上がる仕組みです。
はめ込んだら、金属板を元に戻します。横にスライドさせて板を固定します。
導電カプラーをカプラーポケットに差し込みます。
導電カプラーは集電シューを取り付ける台車側に付けてください(配線が短くて済むため)。
こういう形で、きちんと金属板同士が無理なく接触するように差し込んでください。
この製品(RTSカプラーまたは純正導電カプラー)の場合には、カプラーの金属板が下側、Y字金具の金属板が上側に接触する形が綺麗です。
集電シューの電気を導電カプラーに流すためのリード線をハンダ付けしておきます。
写真の突起部にハンダ付けするのが楽だと思います。
内装パーツを戻します。
この時にリード線と突起部は、きちんと切りかき部から出るようにしてください。
集電シューを台車に取り付けます。
力任せではめ込むだけですが、かなり力が必要です。パーツを破損したりしないように、ドライバーのお尻とかで押してあげるのが良いでしょう。
このTEE客車の場合、写真のステップは簡単に取り外せますので、工作の時は外しておくと良いです。
突起ではめ込んであるだけなので、車両上側に押すと外れます。
集電シューが付きました。
シューは極めて重要なパーツですので、曲がったり、斜めになったりしていないか確認しましょう。
シューのリード線を内装パーツの穴を通して車内に引き込みます。
先ほどの導電カプラーへのリード線と接続して、ハンダ付けします。
集電シューの電気が導電カプラーに流れるようになりました。
反対側の台車に車輪への集電板を取り付けます。
車輪を片側だけ外します。車輪は台車枠を広げて、持ち上げると外れます。
集電板の先が長いので、適当な長さにニッパ等で切断しておきます。
今回は端から1メモリ目のところで切断しました。
ちなみに集電板だけをパーツとして買えますので、2両目以降のシューを付けない車両では、この集電板だけがあれば良いです。
車輪の車軸の後ろに押し込むようにしてはめます。
中央の突起を台車の穴に差し込んでください。
次に(1)の室内灯パーツの作業です。
室内灯を支えるための白いプラスチックを加工します。
(1)73401 LED室内灯は汎用的に作られていますので、装備する客車の長さと天井部の高さによって、調整が必要になります。
41870 41871セットのTEE客車はフルスケールで長いので、1両につき(1)73401 LED室内灯LEDを2個使います。7両なら14個が必要です。
※今回は純正パーツを使いましたが、価格や様々な理由で必ずしも(1)73401 LED室内灯である必要はありません。他社製のLEDでも自作でも構いません。それらはまた別の機会にでも紹介したいと思います。
白いプラスチックは、今回の車両は天井の高さが低いので、筋が入っている部分で切断して使います。
ニッパで上の部分を切り離してください。
LED基盤です。2個分で2枚1組で使います。
繰り返しになりますが、このパーツは比較的簡単に自分で作ることができます。
電気パーツ屋さんで部品を買えば凄く安く作ることも可能です。
今回、このパーツは私も初めて使うので買ってみました。
LED基盤をはめ込んで(横から溝に通して)位置の調整をします。
プラスチックや基盤はかちっと固定されるわけではありません。簡単に外れる状態でぐらぐらしていて大丈夫です。客車の屋根等をはめると収まります。
集電シューからの配線をこちらに接続します。
ここはあらかじめコネクタが付いていますので、ハンダ付けは必要ありません。
説明書の絵を見て、配線に注意してください。
「AB1」とプリントされている位置に、集電シューからのコネクタを差し込みます。
反対側「A1」とプリントされている位置に、車輪の集電板からのコネクタを差し込みます。
最終的な位置調整と、配線の確認をしてください。
できればこの時点で一度線路に載せて、点灯するとを確認すると良いでしょう。
客車を元通り組み立てます。
外装をかぶせて、ホロをはめ込んで固定します。
リード線を挟んだりしないように注意してください。
次回は2両目以降の車両についての工作です。
質問等はコメントかメールでどうぞ。
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