乗り鉄していたらテレビの取材を受けました
快速「みすゞ潮彩1号」は山陰本線に入ると、主要駅に停車しながら仙崎を目指します。
この列車の一番のセールスポイントは、途中の景色の良いところでは列車が停止して、解説入りで風景を楽しめる点です。
山陰本線も「みすゞ潮彩号」が走る長門市~幡生駅間では特急列車の設定がなく、地方のローカル線と変わりません。しかし、車窓には日本海ぎりぎりまで迫る絶景ポイントがあるのです。列車はそこで3分程度停車してくれるのです。
このようにわざわざ停車するビューポイントは全部で3カ所。その他にも綺麗な場所はたくさんあります。
指定席車の場合には、沿線の観光案内図が配布されます。
山陰本線ひとつ目の停車駅である綾羅木(あやらぎ)駅を過ぎると、建設中の駅(乗車当時)を通過します。
3月15日に新駅として開業する梶栗郷台地(かじくりごうだいち)駅です。遺跡のすぐ横に駅がありました。開業したら遺跡にも便利な駅になりそうです。
これから先は見所も多くなりますし、撮影もあるので今のうちに売店を見ておくことにします。
売店は指定席車両の一番後寄り(自由席車との連結部)にあって、最初にお出迎えをしてくれたメイドさんが立っています。
品揃えも豊富で、お弁当におつまみ、飲み物の他に、列車や金子みすゞの関連グッズ等があります。グッズは充実していて、みすゞ潮彩号のストラップだけで3種類もありました。
食べ物と飲み物については、指定席車ではテーブルの上にメニューがおいてありますので、そちらで選んでおくと良いでしょう。
新駅を過ぎると、もうさっそく日本海のコバルトブルーの水面が見え隠れします。
大きな窓いっぱいに海が広がる様子はとてもロマンチックで、乗客一同身を乗り出して堪能します。
快速列車ですが、下関近郊では地元の足も兼ねているので、こまめに停まっていきます。
川棚温泉駅を過ぎると、いよいよ最初のビューポイントが近づいてきました。乗客もテレビのスタッフも慌ただしくなります。
左手の車窓が大きく開けると案内放送が入り、最初のビューポイントに停車です。
海岸のすぐ脇に線路が張り付くようになっていて、列車の他には誰もいません。まさに特等席です。
眼下すぐ近くまで海の水が打ち寄せてきます。その色の綺麗なこと。海底まで透き通って見える青緑色の絨毯が水平線まで続いているのです。
車内では一斉に感嘆の声が沸き起こります。みんなが窓際に寄っていくので、列車が傾いて海に落ちてしまうのではないかと思うくらいです。
見える風景について、車掌さんから丁寧な説明があります。向こうに見えるのが何島だとか、本当に観光ガイドです。しかも、その間列車はずっと停車して待っていてくれます。
やがて車内では金子みすゞの紙芝居が始まります。
太鼓に拍子木という昔ながらのスタイルで、指定席車の先頭部分の床と天井に紙芝居を固定してお話をしてくれました。
私が乗車した日は、なんと金子みすゞさんの命日の前日。紙芝居の方からも心の中で献花してあげてくださいとお話がありました。命日当日は平日で「みすゞ潮彩号」の運行はありませんので、今日が最も近い日の運行になったわけです。
専用車両で運転される観光列車は、全国にいろいろありますが、「みすゞ潮彩」はサービス満点の内容でとても素晴らしい列車だと思います。
気が付いたら車窓には青海島が見えてきました。長門市、仙崎はもうすぐです。車窓を眺めたり、紙芝居を見たり、お弁当を食べたりしていると、あっという間に着いてしまいます。もうちょっと乗っていたい気持ちでした。
終点の仙崎駅に到着。駅ではコンサートなどが行われていて、とても華やいだ雰囲気でした。
駅舎も綺麗なものに建て替えられていて、昔、さんべ号で来た時とはがらりと印象が変わっています。
昔はコンクリートの小さな駅だったように記憶しています。
以前の時は、そのまま青海島観光に出かけたのですが、今回は折り返しの「みすゞ潮彩2号」で長門市に戻りました。
テレビのスタッフとも仙崎でお別れです。実は車内でインタービューを受けましたので、放送されるかもしれません。
この日は、川棚温泉まで行く親子連れあり、普通の観光客あり、そして鉄道マニア(私)ありと、おあつらえ向きな乗客が揃っていましたので、絵的には良かった見たいです。
番組はテレビ山口の朝のローカル番組で「ぐちモニ」という番組だそうです。3月27日の朝9時55分からの放送とのことですが、私は東京にいるので見られません。
このブログを見ている方で、山口県にお住まいの方がいらっしゃるかどうかはわかりませんが、もしこの番組を見られたら、コメントかメールをいただけるとうれしいです。
インタビューに出たと言うことで、テレビ山口の方からも記念のミニハンカチをいただきました。
通常よりも多くのグッズをもらえて、お得な旅でもありました。
動画や車内でも販売している「みすゞ潮彩弁当」についても、明日以降、続けて紹介します。
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