9 月 24, 2007

車窓百景(2)~東海道新幹線N700系

カテゴリー: JR Japan Railway company group, 車窓百景 view from train, 鉄道 railway — しっぽしゃっぽ @ 10:01 pm

22日に大阪の鉄道模型店の開店に行く時に、ようやくN700系のぞみ号に乗ることができました。
当初は1番列車の指定券も持っていたのですが、仕事の都合で泣く泣くキャンセルして以来、初めてのチャンスです。
乗車したのは東京発6:00の「のぞみ1号」博多行き。直前を走る品川始発の「のぞみ99号」と合わせて、現行ダイヤでは東京~博多間の最速列車です。今回は東京~京都間に乗車しました。

東京駅でのN700系東海道新幹線は、私にとっては、一番利用している特急列車です。もともと名古屋で生まれ育ち、両親の実家が静岡にあり、社会人になってからは東京で暮らし、いまでは趣味の鉄道模型で大阪に遊びに行くこともあり、仕事に、趣味に、帰省に、夏休みの旅行に、とにかく物心ついた時からJR(国鉄)の特急に乗ると言えば、それは東海道新幹線でした。
軽く100回以上は乗っていると思いますし、現在でも平均すれば月に1回は乗ります。車両も0系の頃から100系、300系、500系、700系と、いずれの車両にも何回も乗っています。
昔は食堂車があったり、2階建ての新幹線が走ったり、一時期は乗客が減少してこだま号が12両編成になったり、バブルになったらシンデレラエクスプレスなんて言われたりと、様々な変化がありましたが、最新の話題はなんと言ってもN700系でしょう。

N700系は今年7月に登場した東海道新幹線の最新鋭車両です。開発コンセプトは「最良」。
JR東日本や西日本の新幹線と違い、東海道新幹線ではカーブのきつさや騒音対策などから、300系以来これ以上のスピードアップは無理とされています。東海道新幹線の車両は700系で完成されたとも言われていたのですが、そんな中登場したのが今回のN700系になります。
N700系の最高速度は時速300Kmですが、これは山陽新幹線の区間の話で、東京~新大阪では従来通り時速270Kmになります。しかし、カーブでは車体を1度傾斜させて走行したり、加速減速性能を向上させたことによって、東京~新大阪間の所要時間が5分間短縮し2時間25分になりました。
また、全車禁煙、省エネルギー、車内の静粛性の向上、車内でのインターネット対応(まだサービスは開始されていません)、座席の改良による居住性の向上等、「最良」に向けて様々な改良が施されています。

これらN700系の良さは乗ってみると初めてわかります。文章や映像では極めて表現しにくいものばかりです。
今回乗ってみての感想は「すごい車両が登場した」です。N700系はものすごく良い列車です。何年も東海道新幹線に乗っていて、300系の登場以来、久しぶりに興奮しました。まさに最高峰。世界に誇れる列車です。
いままで新鋭車両と言えば、速度アップだったり、エクステリア(外観)のデザインだったり、特別なサービスだったりしたと思います。N700系が目指した「最良」は、そのどれとも異なります。

N700系エンブレム到達時間の5分短縮ははっきり言ってあまり意味がありません。多くの人がそう感じている通りだと思います。ところが快適さは格段にアップしています。5分短縮は快適さを追求したら副作用としてそうなったに過ぎないと表現しても良いと思います。
一番驚いたのは、新横浜駅を出ると名古屋駅までほぼ一定の速度で走り続けることです。距離にして約330Km。この間地上を等速運動をし続ける物体は、いままで地球上に存在しなかったのだということを改めて認識させられました。従来の新幹線や列車、バスや自動車は、常に細かく加減速を繰り返しているのです。非常に変な例えですが、地上を航空機で走っているような、そんな感覚がN700系の走りだと言えるでしょう。

N700系は他のどの車両とも違います。これがリニア(線形)運動だということを体感できるのです。いつも乗り慣れていると座っている腰のリズムが狂ってきます。むずむずするというか、そんな感じさえ受けるほどでした。
駅に停車する際も、ホームの端に列車の先頭がかかるまでは、1段階ブレーキで極めてスムーズに減速していきます。驚異的に滑らかなブレーキングで人間では到底できない芸当だとわかります。※東海道新幹線では実際に、高速域でのブレーキ操作は運転手ではなくコンピュータが行います。
700系では加減速のために、たまにごく軽くですが前後動のショックが起こります。また加速やブレーキの開放などで、インバータ等の制御機器がヒューンといった動作音を立てるのですが、N700系ではほとんどありません。本当に一定の動作で淡々と景色が流れていきます。大げさな表現ですが、これが物理の運動方程式だ、これが加速曲線だ、といったことを体感できる乗り物なのです。このため揺れが少なく、静かで、とても快適に目的地に着くことができます。
今回の乗車で私が認識できた駅以外の減速ポイント(等速運動ではなく加減速を行ったと思われる箇所)は、熱海駅通過(ホームが線路に面しているため速度制限がある)、三島駅付近、浜松駅付近、木曽川橋梁付近(ここは通常は減速しないので先行列車との関係等でATCからの指示があったのだと思います)の4カ所だけでした。

N700系新横浜駅発車正直なところ、今回の改良はもうマニアックな域に達していると思います。リピーターでしかわからない領域です。
逆にリピータにとっては700系との差は歴然です。もう700系には乗りたくないと思うほどでした。ましてや他社の新幹線なんてとんでもない!という気すらしています。
それは窓側席にはすべてコンセントがあるとか、デッキが静かなので携帯電話で普通に話ができるとか、電光掲示板が大きくなってニュースが見やすくなったとか、窓側席ではエアコンの吹き出し口があって調整が効くようになった(これは暑かった人、寒かった人の両方にとても有効でした!)とか、本当に些細なことの集まりです。
シートの座り心地も改良されていますがN700系だけではわかりませんでした。帰りに700系に乗った時に、堅くて腰が痛いなあと感じて、はっとN700系の素晴らしさに気がつく程度のことばかりです。
サービスが円熟したからできたことでしょうし、限界のその先を目指したからできたのかもしれません。いずれにしても、従来の列車でここまで踏み込んだ車両はなかったことは事実です。
N700系は初めてハードウェアで「サービス」という言葉に挑戦した車両だと思います。間違いなく世界で最高峰の車両です。感動しました。

さて車窓の動画です。
今回は新横浜駅出発から約5分間。ものすごい勢いで加速していく新幹線の車窓です。
残念ながらこの区間は景色が悪いです。住宅地でもあり、防音壁や切り通しなどで、風景はほとんど楽しめません。それでもちらっと見える景色が一瞬で過ぎ去っていく様子は、在来線では見られないものです。
N700系は性能上は180秒で最高速度の270Km/hまで加速できます。最速列車であること、新横浜発車後は一気に最高速まで加速する区間であることを考慮して、この車窓を選びました。もっと景色の良いところはまた別の機会に紹介します。

9 月 23, 2007

メルクリンショップHRSがオープンしました

カテゴリー: メルクリン maerklin, 鉄道模型 railroadmodel — しっぽしゃっぽ @ 11:00 pm

Cトラック関西のHRSさんの鉄道模型店「メルクリンショップHRS」が22日にオープンしました。開店、誠におめでとうございます。
いつもの鉄道模型仲間が開く初めてのショップということもあり、開店祝いにお邪魔させてもらいに行きました。

HRS正面立派な看板が掲げられていて綺麗なお店です。
場所は大阪の枚方市になります。京阪電車の枚方市駅からバスで数分。関西外大のバス停目の前です。
枚方市駅には特急が停車しますし、駅からのバス路線は混雑時間帯にはなんと1分間隔で走っていて、交通は大変便利です。
さっそく興味を惹かれたのか近隣の方も来店されていました。

ショーケース中にはメルクリン純正のショーケースに商品が並んでいますが、さっそくいくつか売れており(私もささやかながら買ってしまいました)、出だしはまずまず好調のようです。
今年(2007年)の新製品を中心に、機関車、客車、貨車といった車両の他、スターターセット、レール等の基本ラインナップ、架線や信号機等のアクセサリと、メルクリンの製品は一通り揃います。
ストラクチャー類だけはまだですが、そのうち充実していく予定だそうです。
現在、オープニングセール中ですので、価格は大変リーズナブルでした。セールが終わっても価格的には努力していきたいという、早川さんの心意気がありますので、いろいろな意味で期待できるショップです。

店内レイアウト店内には、商品の他に、このショップの特徴のひとつである大型レイアウトが鎮座しています。店舗面積の1/3程度を占めている素晴らしいレイアウトには、列車が何本も走っていました。
買った商品をここですぐに走らせることも可能です。また、自分の車両を持ち寄って走らせることもできるでしょう。試走車のようなものを用意して、実際に走りを確認できるようにもしたいと計画もしているようです。

パーツの棚レイアウトの横には、HRSさんのお店ならではのアイテムが陳列されています。各種パーツです。
モーター類、シュー、カプラー、工具、細かなメンテナンス用品まで、ずらりと揃っています。
この種のパーツがここまで充実してあるお店は、ここしかないと思います。
車両が壊れた時や、パーツを交換したい時、改造したい時、部品を取り寄せたい時など、安心して相談できます。HRSさんの大きなアドバンテージではないでしょうか。

とにかく気軽に立ち寄れて、実際に目で見て確認して、リーズナブルな価格で購入できるお店です。
自分たちで(Cトラック関西のメンバーとして)言うのもなんですが、初めて普通に安心して、見たり相談したりしながら買えるメルクリンショップができたと思います。
走っている列車を見て、スターターセットなら買ってもいいかな。そんな風な気持ちになれるお店です。
私も実物を見て思わず買ってしまったものがありますので、海外通販も良いのですが、やはり見て買えるというのはとても魅力的です。
HRSさんの今後に大変期待しています。大阪に行った時の楽しみがひとつ増えました。

9 月 20, 2007

ドラマで素材写真が使われました

カテゴリー: 写真 photo — しっぽしゃっぽ @ 11:10 pm

1338教会裏を抜けて本日、フジテレビ系列で放映されたドラマ『山おんな壁おんな』(最終回)の中で、風のおひるねの素材写真が使われました。
ご利用いただいた写真は、No.1338「教会裏を抜けて」です。
内容についてはネタバレになってしまう可能性がありますので、詳しく書きませんが、ラストシーンでヒロインの自宅に飾られているフォトフレームに入った写真がそれです。ドラマの中では、ある登場人物がその場に立っているように合成されて使用されています。
画面全体にかなりアップになりましたので、私としてはうれしかったです。
ご利用いただきまして、どうもありがとうございました。

9 月 19, 2007

駅弁三昧(2) 西山

カテゴリー: 駅弁三昧 EKIBEN — しっぽしゃっぽ @ 7:38 pm

西山の箱【駅弁データ】
西山
JR常磐線、水郡線:水戸駅ホームにて購入

今回のお弁当もJR20周年記念弁当です。
「西山」というちょっと風格のある名前が付いています。
箱も黒塗りの八角形で、どことなく重箱を感じさせる作りになっていました。

西山とは水戸光圀公が隠居していた建物の名称のようです。ラベルに写真があり隅の方にそう説明されています。
水戸から出ている水郡線の常陸太田駅から、タクシーで5分程度行ったところにあるようです。私はまだ見学したことがないので、今度機会があれば見てみたいと思います。

西山の中身中身は大きさの割に、いろいろな味が満載です。
わらびが暴れているのは、私が走ったので弁当箱が揺れてしまったためで、もとはきちんと収まっていたものと思われます。
和食でヘルシー。量と大きさも、首都圏の列車の中でも食べられるサイズになっています。

9 月 18, 2007

野地温泉から浄土平へ

カテゴリー: 国内旅行 domestic travel, 旅行 travel — しっぽしゃっぽ @ 9:51 pm

夜の硫黄泉野地温泉の裏手には硫黄の蒸気が幾筋も噴き出しています。昼間見ても良いのですが、夜はまた幻想的な光景になります。
温泉は成分の強いものもあり、湯治といってもずっと温泉に入っていると湯あたりなどを起こす可能性があります。目安としては、1日1回~2回程度だそうです。

野地温泉から浄土平へということで、昼間はバスに乗って浄土平まで観光に出かけました。
野地温泉まで来るバスは、福島交通の定期急行バスで、誰でも乗れる普通の乗合バスですが、ちょっとした観光案内もしてくれます。
福島駅から発車して、また福島駅に戻るルートです。同じ道は通らないので、ただ乗っているだけでも楽しいです。
道中を動画にまとめましたのでご覧ください。

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