12 月 19, 2008

ワイドビュー特急キハ85系

カテゴリー: JR Japan Railway company group, 国内旅行 domestic travel — しっぽしゃっぽ @ 9:43 pm

久しぶりに鉄道車両の紹介です。
JR東海の特急用ディーゼルカー「キハ85系」です。
特急「ワイドビューひだ号」と「ワイドビュー南紀号」に使用されています。
この車両は在来線の列車の中では、個人的に最も好きな車両で、みなさんにもぜひ乗車をおすすめしたい列車です。

キハ85系南紀号

キハ85系の魅力は

(1)ワイドビューの名前の通り、大きな車窓から景色が楽しめる。
(2)走っている区間の景色がとても綺麗。山あり、海あり、世界遺産あり。
(3)座席が良く乗り心地が非常に良い。特に普通車(指定席・自由席)が秀逸。
(4)高速で安定した走行性能。
(5)閑散期の短い編成から多客期の長編成まで、多様で効率的な車両運用が可能。

といったところでしょうか。

キハ85系南紀号

(1)の車窓ですが、窓が大きいだけでなく、座席の位置も高くなっています。
車内に入ると通路がありますが、座席はすべて通路よりも一段高い位置に設置されているのです。座ると肘掛けの位置(座った足の上面の位置)が窓の下端になります。
ですので窓側の席に座ると、視界を遮るものがほとんどなく、素晴らしい展望が楽しめます。これは編成全体のどこでも全席がそうです。
展望車両のように一部の座席の展望が凄いというわけではなく、すべての座席が平等に眺望を楽しめる構造になっています。
たぶん「ワイドビュー」というのは元々そういう意味で付けられたのではないかと思いますが、展望車のイメージが強いため、誤解している人もいると思います。キハ85系は全席ワイドビューなんです。
また前の座席との間隔が比較的広いため、開放感があります。
キハ85系の窓は、前後2列で1枚の大きな窓が割り当てられているので、座席番号によっては、前方に窓枠が来るケースがあります。これは他の列車でも同様ですが、こういう座席でもそれほど視界を遮られる感じはしないと思います。
また最初の写真のような非貫通型の先頭車車両の運転席後ろの座席では、横に加えて前方の展望も楽しめます。運転席にはサンルーフがついていますので、本当に広々とした感じです。

キハ85系南紀号

こうしたワイドビューとの組合せで見る(2)の景色は素晴らしいです。キハ85系が走る区間には、日本の鉄道車窓の良い点がぎっしりと詰まっています。
ワイドビューひだ号(大阪・名古屋~高山・富山)では、川と峡谷、山間部と日本の原風景を見ることができす。
国宝である犬山城を見て、まるでドイツのライン川のような景色が見られる木曽川の日本ラインに沿って走り、奇岩と絶壁が続く飛水峡を越え、中山七里ではダム湖横をまるで湖の上を滑るように進んでいきます。川の両側に広がる日本三名泉のひとつ下呂温泉に停車した後は、トンネルを抜けて山間部の農村を見ながら世界遺産「白川郷」の入口、古い町並みで有名な高山へ。その後も北アルプスを眺めながら、越中おわら風の盆で有名な八尾を通って、立山連峰が聳える富山まで。1回で乗ってしまうには惜しいほどの内容です。

高山の古い町並み

キハ85系の先頭車両にはヘッドマークがついています。
ワイドビューひだ号のヘッドマークは、飛騨の合掌造りの家のシルエットです。

高山で売られている焼きたてのせんべい

一方のワイドビュー南紀号(名古屋~紀伊勝浦)では、美しい海岸線と白浜が見える海と山、そして都市近郊部の平野が見どころです。
海抜ゼロメートル地帯を走り地上駅では日本一低い場所にある駅を通過します。木曽・長良・揖斐の大河を次々と渡り、田園風景と都市部が交じる近郊区間を過ぎると伊勢神宮の玄関口。車内販売で松阪牛の香り楽しんでいるうちに山間部に入ります。急な坂を下ると、ぱっと視界が開けて青い海原が見える一瞬は感動ものです。(紀伊勝浦行きの場合)右手には世界遺産の熊野古道が通る山々を、左手には海の間に漁村や白い砂浜を見ながら走ります。新宮を過ぎるとどこまでも続く海の横を通ります。ご神体でもある那智の滝の最寄り駅である那智駅を通過すると、鮪や鯨で有名な終着勝浦。本州最南端はもう目の前です。
こちらも1回では全部を楽しむことはとてもできません。

那智の滝

ワイドビュー南紀号のヘッドマークは、この那智の滝のシルエットになっています。

南国ムード溢れる紀伊勝浦駅

こうして書いてみると、多数の日本らしい観光資源がずらりと並んでいることがわかります。この車窓があるからこそワイドビューだとも言えるでしょう。
特急列車の系統としては名古屋駅で分かれていますが、どちらもキハ85系が走ります。

熊野古道

つづいて(3)は、個人的にはとても大切な点だと思っています。
先ほど全席ワイドビューと書きましたが、キハ85系は普通車にこそ、その良さがあるのだと感じています。
南紀号には定期便にはグリーン車はないのですが(昔はあったと思うのですが、いつの間にか連結されなくなっていた)、ひだ号にはグリーン車があります。グリーン車も良いのですが、正直なところ、この列車に限っては普通車でもグリーン車でも差がないと感じるほど普通車の座席が良いのです。全席グリーン席に近いという表現が正しいかもしれません。
普通車でも座席の位置が高く、前後の席の間隔が広めに取られているため、ゆったり感があります。
ディーゼルカーですのでエンジンの響きや振動があるのですが、座席位置が高いためか、びりびりとした感触はなく非常に快適です。
変な言い方ですが、JR在来線ではハイエンドの普通車だと思います。
普通車が良いということは、自由席でも快適な旅ができるということで、これはお得です。
どちらの特急も観光地だらけなので、何回か乗車しようという気になることもポイントではないでしょうか。リピーターになりたくなる列車なんです。

勝浦の漁港

(4)と(5)は車両そのものについてです。
キハ85系という列車は、意外に古くて平成元年(1989年)に登場した車両です。走り始めてもう20年経つことになります。
国鉄の後を引き継いだJR東海として、初めての新形式がこのキハ85系です。
しかし今乗ってみても古い印象はありません。そこがキハ85系の優れている点だと思います。
時代を超えて通用するものを作ることは大変です。キハ85系は今日乗っても、古くささも不快感もありません。実は凄い車両なのではないかと認識を新たにしたのは21世紀になってからです。長年通用するということは、エコでもあり、経済的にも有利ですので、経営を安定化させるのではないでしょうか。

高山陣屋

この列車が最初に登場したのは高山本線。「メタモルフォーゼ高山線」というキャッチフレーズとともに「ワイドビューひだ号」として走り始めました。
米国製の高出力エンジンを搭載していて、加速力や速度はディーゼル列車とは思えないほど良く、まるで電車特急のようだと感じたことを覚えています。いまでもスムーズな走りは健在で、車体傾斜こそしませんが、山間部のカーブが続く路線を颯爽と走り抜けていきます。
ひだ号、南紀号とも終点まではかなり遠く時間がかかっていましたが、キハ85系になってから大幅に到達時間が短縮されました。
「メタモルフォーゼ」とは変身という意味ですが、本線の名前がついているにも関わらず、それまでは古くて遅いローカル線のイメージだった高山本線は、まさに変身をとげたと思います。沿線の観光設備も充実しており、日本有数の観光地として賑わっています。

高山駅

この列車の登場によって、沿線の地域交通も改善されたように思います。特に高山本線は列車の本数が増えました。観光客だけでなく地域の輸送と、南紀号の多気辺りまではビジネス客の輸送も担っているように思います。
気動車は電車とは違って、比較的柔軟に車両編成を組み替えることができるメリットがあります。キハ85系でもその点を活かして、繁忙期には9両編成のように大量輸送ができ、逆に閑散期には3両程度まで編成を短くして経済的な効率を高めています。
ひだ号では高山までの利用者が多く、高山-富山間では少なくなる(名古屋-富山間には北陸線経由で電車の「しらさぎ号」も走っている)ので、高山駅で後ろの編成を切り離して運行されています。

紀伊勝浦駅前の風景

今日では平行する高速道路が全線開通し、バスなどのライバルも増えてきました。登場から20年経って競合は増えましたが、それだけ沿線の活気が溢れるということですので、これからも負けないように頑張って欲しいと思います。

那智の火祭り

キハ85系は、鉄道ファンを含めていまひとつ受けが悪いようにも感じています。
JRの宣伝ではありませんが、個人的には車両としては在来線ナンバーワンの列車だと思いますので、このいまいちマイナーな特急に興味をもっていただければという思いです。
残念ながら車内サービスが特別凄いといったようなことはないのですが、日中は車掌さんが放送で沿線の観光案内もしてくれます。

紀伊勝浦駅の通路にある観光案内

キハ85系があまり人気がない(ような気がする)理由は、なんとなくわかります。
ディーゼルカーであること、カラーリンクがどうも地味であること、スタイルに奇抜性がないこと、などではないかと憶測しています。
JR東海のカラーリングは基本的に統一されているので、ぱっと見ただけではどの特急かわかりにくいし、写真に撮ってもあまり変わり映えがしないことは理解できます。
東京駅では様々な色の特急や通勤列車が来るのに、名古屋駅ではみんなオレンジのラインが入った車両ですから。

キハ85系ひだ号

それでふと気がついたのですが、一般の人の列車に対するイメージは「見た目」や「速度感」等が重視されているんですね。ある意味当然だと思います。
鉄道ファンにもいろいろな種類があって、私のように乗って旅行することが好きな「乗り鉄」は、わりと数が少ないように感じています。
SLや鉄道のイベントでも写真を撮ったり、駅にいる人は多いけれど、車内はけっこう空いていたりすることが、ままあります。
私がキハ85系が好きな理由は「乗り鉄」だからです。この列車の魅力は乗ってみると実感できるのです。

キハ85系ひだ号

地方でイベントがあった時、列車をはじめとして公共交通機関で行く方が、その地域により多くの経済効果をもたらします。自家用車で行く人の倍以上になるという調査もあるようです。
公共公機関を使えば、運賃は地元の会社にお金が入りますし、駅で記念品や駅弁を買ったり、地元の商店で食事したりお土産を買ったりしても、地域にお金が入ります。
これから高齢化社会になり、全ての人が自分で車を運転できる状況ではなくなってきます。地域の公共交通の重要性は増していくと思います。
その時に鉄道が選択肢として残っているように、毎回でなくていいですので、列車に乗って観光に行っていただきたいと思います。環境にも優しいですよ。

勝浦での鮪の水揚げ

ワイドビューひだ号、南紀号ともに、名古屋駅で乗り換えです。上下とも新幹線に接続していますのでスムーズに乗り換えできます。
東海道新幹線から名古屋駅でひだ号、南紀号に当日に乗り継ぐ切符を通しで買うと、乗継ぎ割引が適用されてひだ号、南紀号の特急料金と指定席料金が半額になります。帰りに限って(ひだ号、南紀号から新幹線への乗継ぎ)は名古屋で一泊して翌日の乗継ぎでも割引になります。

キハ85系行き先表示器

東京からのぞみ号でこの割引を利用して、通常期の片道大人一人(普通車指定席)のお値段は、
飛騨古川まで:15,660円
高山まで:14,500円
下呂まで:13,500円
紀伊勝浦まで:15,930円
新宮まで:15,620円
熊野市まで:15,300円
松阪まで:13,150円
です。上記金額より、多客期には200円高く、閑散期には200円安くなります。
その他、お得なきっぷや周遊きっぷの「飛騨・奥飛騨ゾーン」「南紀ゾーン」も利用できますので、旅行代理店に相談してみてはいかがでしょうか。

キハ85系南紀号

6 月 17, 2008

回る旋回橋

カテゴリー: 国内旅行 domestic travel, 旅行 travel — しっぽしゃっぽ @ 9:00 am

夕方、船で天橋立駅の近くに戻ってくると、旋回橋が回ると言われました。
急いで橋のところに行って見物しました。

動画でお送りします。

6 月 16, 2008

天橋立周辺

カテゴリー: 国内旅行 domestic travel, 旅行 travel — しっぽしゃっぽ @ 9:00 am

天橋立周辺には様々な観光名所があります。
まずはワイナリー。



このあたりはブドウ畑があり、地元のぶどうを使ったワインが楽しめます。
味はなかなかおいしいです。地元で取れたものそのまま地元でワインするからでしょう。
ワイナリーでは様々な種類のワインを試飲できるほか、味の好みに応じて、いくつかの商品を選んでもらうこともできます。



つづいて船に乗って湖上に出ます。
湖の周囲には「船屋」と呼ばれる建築の住宅が建ち並んでいます。
船屋は1階が船の格納庫になっていて、そのまま湖に船が出せるようになっています。人が住むのは2階です。
地の利にかなった生活様式です。



ちょっと小腹が空いたらたこ焼き。
日本初、石焼きのたこ焼きのお店がありました。
ワインのおつまみにも良いでしょう。



1日遊んで、湖に夕暮れが訪れます。
湖上で眺める夕日はまた格別です。



周囲には温泉もあります。日帰り入浴できるところもありますので、たっぷり遊んで疲れたら温泉で体を癒しましょう。
お風呂から出ると黄昏時になっていました。
北近畿タンゴ鉄道のタンゴエクスプローラーが光の帯になって湖畔を駆け抜けていきます。
これに乗れば京都まではあっという間です。

6 月 14, 2008

天橋立

カテゴリー: 国内旅行 domestic travel, 旅行 travel — しっぽしゃっぽ @ 9:00 am

日本三景のひとつ「天橋立」です。
天橋立は沿岸流によって砂が運ばれて堆積したことによって作られた砂州です。海流の流れで運ばれてきた砂がたまって、輪の中に細長い陸地が形成されて、ついに対岸まで届いて繋がってしまったことによってできました。
写真の向かって右側が海で、左側が湖のようになっています。



天橋立は南北どちらからも眺めることができます。
まずは飛龍観という南側から眺めた風景。
天橋立駅がある側です。駅の裏手からモノレールとリフトが出ていて、小高い山の上に行くと橋立の全貌が明らかになります。



橋立の部分(砂州の部分)は松林になっています。
駅の方から砂州に入るところには船が通行するための水路があり橋が架かっています。
この橋はちょっとした名物です。船が通る時に橋が動いて水路を造り出す可動橋になっているのです。名前も「回旋橋」と言います。



橋は中央を中心に円を描く形で約90度回転します。船が通る間は通路は分断されます。
いつ回転するかは船のスケジュールによるので、回転するところを見られるかどうかは運です。
橋の両端近くの接点部分には切れ目が入っていますが、ラインが大きな円弧を描いていることがわかります。
端が回転するために切れ目が円弧になるのです。



橋を渡って松林に向かいます。
対岸まで行くことができますが、長さは3Km以上あって歩くとちょっとしたハイキングです。楽をしたい人のためにレンタサイクルなどもあります。



砂州から眺めた宮津湾です。
綺麗なエメラルドの海ですね。



対岸に渡ると、飛龍観と同様に、ケーブルカーとリフトがあります。
ちょうどケーブルカーが発車するところでしたので乗ってみました。



こちらが北側の傘松公園から眺めた風景です。
傘松公園には有名な「股のぞき」があります。
台の上に乗って足を開いて前屈して、自分の股の間から逆さになった天橋立を眺めるのです。これが絶景だとか。
これをしないと天橋立に来たという気分はしないでしょう。どう見えるかは、実際にやってみてのお楽しみということで。あ、写真を180度回転しても、感動は得られませんよ(笑)。



股のぞきの隣には瓦(?)を投げる輪投げのような遊びがありました。
向こうにある円を通過させることができると良いことがあるそうです。
投げてみました。なんと成功しました!!
これは意外と難しいのです。私がいた間には、他に誰も成功しなかったので、他のお客さんといっしょにちょっと盛り上がってしまいました。

5 月 14, 2008

JR全線乗車がリーチ状態になりました

カテゴリー: 国内旅行 domestic travel, 旅行 travel, 鉄道 railway — しっぽしゃっぽ @ 9:00 am

先日のお休みに水郡線と気仙沼線を乗りまして、JR東日本は全線乗車になりました。
JRで乗っていない区間は、いよいよ最後の1線区だけになりました。
正確に言うと乗っていない線(○○線と名が付くもの)はもうありません。最後に残してある区間がある状態です。
鉄道マニアの人にとっては、最後に残った区間はかなり意外なところだと思います。

最後の区間:JR九州 鹿児島本線 久留米駅-熊本駅
最後の駅(全線乗車完了予定駅):熊本駅

です。これ以外のJR旅客会社の線路はすべて乗ることができました。

上記の区間を残すことは、ゴールが見えてきてから、気が付いてわざとやりました。
理由は2つあります。

(1)最後が終着駅というパターンは避けたかった。
(2)最後の列車は寝台特急「はやぶさ」にしたかった。

(1)は単純で、それ以上先に線路がないところで達成してしまうと、もうそれで終わりのような感じになってしまうのではないかと思ったからです。ですので、できるだけ途中駅、それも大きな駅で線路が何本もあるような場所で、またすぐに次の線路に乗っていけるような駅で、全線乗車をしたかったのです。
JRが終わっても、例え全部の鉄道に乗ったとしても、旅はまだまだ続くのですから。

(2)は半分は偶然です。そもそも私が鉄道を好きになったきっかけは、小学1年生の時に家族旅行で乗ったブルートレイン「はやぶさ」です。最初が「はやぶさ」なら、最後も「はやぶさ」にしようと思いつきました。
「はやぶさ」の魅力については、また別の機会に書きたいと思いますが、来年には廃止されてしまうので、今年中に乗りに行かなくてはなりません。

ただ、急いですることでもないので、秋くらいに行って達成したいと考えています。もっと早く行ってしまうかもしれませんが、なんかもったいなくて。



さて、そういう意味では、本当に最後に乗ることになった「線」は気仙沼線ですが、けっこう良い路線でした。
雨には降られませんでしたが、あいにくの曇天で景色はだめかなと思ったのですが、十分楽しめました。
気仙沼線は長い路線ですが、東北の三陸に向かう線路の中では、個人的には一番良いのではないかと思います。
田園が広がる大きな平地から、山を抜け、大きな鉄橋を渡り、トンネルを抜けると入り組んだ海岸線の海が広がる。断崖絶壁あり、砂浜ありで、やがて町が見えてくる車窓は、鉄道の魅力満載です。
反対にルートとしては、今では相当なローカル線になってしまいました。古いディーゼルカーががたごと走りますが、充実した乗り鉄でした。



もう一方の水郡線ですが、東京在住にしては意外と近場が最後まで残ったことになります。
これには理由があって、水郡線は以前乗った時に、災害で途中で運転中止になってしまい、全線を乗ることができないまま残っていたのです。
最初に乗った時にはキハ110系が走っていましたが、今回はすべての車両がキハE130系に置き換わっていました。
キハE130系には、塗装が水色とオレンジ色のものがあり、片運転台の車両が水色、両運転台の車両がオレンジのようです。3両編成等で片運転台の2両1組の編成に、両運転台の1両が追加されたりすると、混色の編成になります。



水郡線も長い路線で、さらに支線まであるので、一度リタイヤしたときには大変でした。
大地震が発生したため、途中の常陸大子(ひたちだいご)という山の中の駅で運転打ち切りになり、東京に戻るのに苦労しました。その時は東北新幹線でさえ終日復旧しませんでした。
実は、今回も出かける何日か前に、この地方に大きな地震があり、またか!と心配になりましたが、当日はダイヤ通り無事に乗ることができました。

しかし、日本全国、本当によく鉄道が走っています。
1日に3本しかない路線でも、全国ではいつくかあるのですから、ある時間にかなりの数の列車が全国を走っているのです。それも毎日毎日です。
乗っていくにつれて、時刻表を見ると、風景がどんどんと浮かんでくるようになります。なんとなく日本列島を体感するような作業で、とてもわくわくしました。

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