5 月 4, 2008

CS設定で遊ぶ(1)

カテゴリー: HO gauge, メルクリン maerklin, 鉄道模型 railroadmodel — しっぽしゃっぽ @ 9:00 am

4月29日のCトラック関西の運転会の時に、HRSさんにCSの設定についていろいろと教えてもらいました。
CSは実に多彩な機能を搭載しているのですが、普段はあまり使っていなくて気が付いていない機能も多いと思います。
今回紹介するのも、そのような機能のひとつではないかと思います。

mfxデコーダー搭載の機関車のライトの点き方を変えられます。

動画で見てもらった方がわかりやすいので、まずは再生してみてください。

普通の機関車のライトは、ぱっと点いて、ぱっと消える点き方になっていると思います。
CSで設定を変えると、これをじわじわとゆっくり点灯するようにしたり、フラッシュさせたり、マーズライト(点滅を繰り返す)にしたりすることができます。
これは特定の機関車だけでできる機能ではなくて、mfxデコーダー搭載の機関車なら、たぶんほとんどの機関車で共通して設定できる機能です。
試しに、車両はROCO製で後からmfxデコーダーを搭載した機関車で試してみたところ、同様に出来ましたので、たぶん大丈夫です。

設定方法です。
難しいことは一切なく、普通に機関車の設定をするだけです。
線路に機関車を置いた状態にしておいてください。



CSと機関車の通信状態が良く、設定ができることを確認します。
画面の機関車のピクチャの下にあるmfxマークが黒くなっている時(画面右側のSERIE 18がその状態)は、通信状態が良くなく設定ができません。このままで設定画面に入っても、設定できないという警告文が表示されるだけなので、しばらく待ちます。
黒いマークが消えている時(画面左側のTaurusがその状態)には設定ができます。



上の端にある機関車の設定ボタンを押してメニューを出し、「Edit locomotive」をタッチします。



設定画面が出たら、上側のタブから「Advanced」をタッチします。



今度は左側のボタンから、下から2番目の「aux/スピーカー/チェック」が描かれたボタンをタッチします。



ファンクションマップが表示されます。
この表は左側のF0、F1・・・が、対応するファンクションボタンとそのピクトグラムを、上側のLight front、Light rear・・・が機関車が搭載しているファンクションを示しています。
左のファンクションの、f.とr.は、それぞれ「前進時」「後進時」を意味します。
この表で、交わったところにチェックを付けると、左列の条件の時に、上行の動作をするということになります。

一番上の行を見てみましょう。
F0の行には、f.のLight front、r.のLight rearに、それぞれチェックが入っています。
これは、F0のボタンを押すと、前進時の前照灯と、後進時の尾灯をオンにする、ということを意味します。つまり、前照灯と尾灯が点く=ライトオンになるわけです。

この表を細かく見ていくと、隠し機能を発見することが出来ます。
隠し機能とは、説明書には書かれていなくて、最初からは設定されていないけど、デコーダーには搭載されている機能です。
AUX1以降の機能が何であるかは、そのデコーダーによって変わりますが、もし何もチェックが入っていない欄があったとして、そこにチェックを入れて見たら、何かの機能が動作した(音が出たとか)というような場合には、それが隠し機能になります。隠し機能はCSでオンに設定してあげれば、普通に使うことが出来ます。



ライトの点き方を変えるには、上行のLight front(前照灯の場合)をタッチします。
すると、さらに設定画面が出てきます。

ここのプルダウンの内容が、ライトの点き方です。
最初は「Dimmer」になっていると思います。これを「Flash1」とか「Mras」とかに変えることによって、様々な点灯方法に切り替えることが出来ます。
じわじわとゆっくり点灯は「Zoom」です。
Flash等の点き方では点灯間隔の時間も設定できます。

同じようにして、Light rearも設定します。
前照灯と尾灯は個別に点き方を変えられます。
例えば、バックする時だけ、尾灯を点滅させるということが可能です。

音が設定されているファンクション(AUX等)についても、この画面が出ますが、音の時には「Mars」等の効果は働きません。

5 月 3, 2008

TEE室内灯の修正

カテゴリー: HO gauge, メルクリン maerklin, 鉄道模型 railroadmodel — しっぽしゃっぽ @ 1:01 pm

TEEの室内灯ですが、前回の工作ではまずい点があることが発覚しました。
ROCO製の静音シューを付けたのですが、ポイントを曲線側に通過する時に脱線してしまうのです。

原因はシューの高さが純正のものよりも高くて、ポイント部の第3レールを通過する際に、車輪が完全に浮いてしまう瞬間ができてしまうことでした。
Cトラック関西の運転会でこの不具合を修正しました。
先に、結論を言いますと、73405に付属の純正のシュー取り付けパーツは使用不可です。車体に直接シューを取り付ける必要があります。

まずシューの高さを低くするために、静音シューのすり板のプラスチックの部分を削りました。
削りにはHRS(ショップ)さんの工作機器を貸していただいたり、HRSの店主さんの腕を借りましたが、この方法では限界まで削っても、どうしても脱線してしまうのです。
失敗シューの写真はannさんのブログに掲載されています。
こちらです。→http://annexpress.exblog.jp/8758284/

この写真では、シューを純正パーツの台座に付けているのですが、ここまで削ってもだめでした。これ以上は削れないので、諦めて純正に戻そうかと思いますが、HRSさんのアドバイスもあり、一度純正パーツを取り外して再度チャレンジします。

最終的には、長い静音シュー(40065)を両面テープで直接台車に取り付けました。シューが折りたたまれ際に、車軸にぶつかってショートするのを防ぐために、車軸と当たる部分には絶縁テープを付けています。



これでようやく走行可能になったのですが、今度は室内灯の接点がいまいちなのか、ライトが付かない時があります。
こちらの原因はダイキャスト直接ハンダ付けの不良でしたので、両端の金具を直接結線する正攻法に戻しました。


ちなみに純正のLEDユニットでは、両端の同じ側に結線すると、左右が通電する仕組みになっているので、リード線を車内に1本通す必要はありません。


これもHRSさんに教えていただきました。
運転会ではみなさんの意見が聞けるので、かなり勉強になりました。運転会の良さを再認識しました。



ということで、無事に7両すべてに室内灯が入った様子です。

4 月 28, 2008

TEE客車に室内灯を付ける(3)~正攻法

カテゴリー: HO gauge, メルクリン maerklin, 鉄道模型 railroadmodel — しっぽしゃっぽ @ 9:00 am

室内灯ですが、いろいろと工作しなくてはならなくて大変だなあという印象があると思います。
今回はパーツを交換したりしたからで、本来の正攻法で取り付ける場合には、ハンダ付けや細かいパーツは必要ありません。比較的簡単に取り付けられるようになっています。
ただし、各車両にシューを付けなくてはならないので、シューの数は多くなります。

正攻法のやり方では、LED室内灯キットとシューのキットだけでOKです。
図のように各車両に、それぞれシューと集電板を取り付けます。
LED基盤との接続はコネクタが付いていますので、ハンダ付けの必要はありませんし、シューも集電板も簡単に付けられますから、車体の分解も内装パーツまで外さなくてもできます。


今回のやり方は、こちらの図のように配線しました。
シューの電気を車両をまたがって、隣の車両へと配線していくことによって、シューを1カ所だけで済むようにしています。

ひとつの編成にシューがいくつもついていると困るのか、と言いますと、困りません。
実際に、うちでも1編成に10個くらいのシューが付いている編成が走っています(各車両に点灯パーツがある貨車が繋がっている)。
気になるのは走行音がややうるさいことくらいでしょうか。走行には何の問題もありません。

室内灯を付けたりして、車輪の摩擦が増えると、機関車の牽引力が必要になりますから、急な坂があるレイアウト等では車両の両数に気をつける必要があると思います。

4 月 27, 2008

TEE客車に室内灯を付ける(2)

カテゴリー: HO gauge, メルクリン maerklin, 鉄道模型 railroadmodel — しっぽしゃっぽ @ 9:00 am

この記事の内容で一部不具合が出る箇所がありますので、こちらも合わせてお読みください。→http://kaz.fount-k.com/weblog/archives/1471



前回に続いて、2両目以降の工作です。
2両目以降はシューは必要ないので、集電板と導電カプラーを取り付けていきます。



まず車体を外します。



内装パーツも外します。



Y字金具を今度は車両の両端に入れます。



これはシューからの電気を、次の車両へと引き通しで配線する必要があるからです。



どちらか片側にはLEDへの配線をハンダ付けしておきます。



本来なら、隣の車両へとシューからの電気を導電カプラーを通して送っていくために、両端の金具をリード線で直接結線する必要があります。しかし、この車両の場合は重りのダイキャストが固定されて入っていましたので、これをそのまま利用することしました。
ダイキャストと金属を直接ハンダで埋めてしまいました。ちょっと距離があったので見た目が汚くなっています。短いリード線を使った方がスマートだったかもしれません。
ダイキャストの表面には絶縁の塗料がついていますので、ダイキャストの横の部分にハンダを流し込む必要があります。テスターで確認すると良いでしょう。



左右の金属金具がちゃんと導電していることを確認して、内装パーツを戻します。



導電カプラーを取り付けます。
ここで再度カプラーの金具同時が通電できることを、テスターで確認すると良いでしょう。



片方の台車(Y字金具にリード線を付けなかった方)に、集電板を組み込みます。



Y字金具のリード線のもう一方ははLED基盤にハンダ付けします。
接続する端子の位置に注意してください。



集電板のリード線をLED基盤に差し込んで、座席の上に載せます。



車体を戻して完成です。
シューがないので、作業は最後尾の車両よりもずっと楽です。
この調子で他の車両も作業します。



レールに乗せてみました。
なかなか良い感じです。



今回は、部品の関係で後ろ3両だけです。
月末に大阪の運転会に行ったら、他の車両も作業したいと思います。

4 月 26, 2008

TEE客車に室内灯を付ける(1)

カテゴリー: HO gauge, メルクリン maerklin, 鉄道模型 railroadmodel — しっぽしゃっぽ @ 9:00 am

この記事の内容で一部不具合が出る箇所がありますので、こちらも合わせてお読みください。→http://kaz.fount-k.com/weblog/archives/1471

先日のTEE客車にLED室内灯を取り付ける工作をしました。

※注意していただきたいのは、この記事の工作は非純正(正攻法ではない)やり方です。正攻法のやり方は別途書きますので、初心者はまずそちらから試すことをお奨めします。
純正のやり方と違う点は以下の通りです。
・導電カプラーに交換している。
・導電カプラーで客車間に配線を通すので、集電シューを取り付けるのは1両だけ。
・集電シューをROCO社製の静音タイプに交換している。
です。

まずはレシピというか必要材料です。
(1)73401 LED室内灯
(2)73405 集電シュー
(3)RTSカプラー(1極導電カプラー)
(4)ROCO社製静音シュー(倒産する前の製品なので現在も販売しているかどうかは不明)
(5)Y字型の金具(メルクリンの純正パーツですが型番、製品名不明)
※正攻法で室内灯を付ける場合には(3)~(5)は不要です。

工具類は、
・ハンダとハンダごて
・ピンセット
・ニッパ
・リード線が若干
が必要です。

前回、足りないと書いた部品は(5)です。これは写真にあるものが手持ちの全在庫で、5個しかないので、今回は3両しか室内灯を付けることはできませんでした。今度、お店に行った時に不足分を購入してから、残りの車両も工作することになります。

ちなみに後ろにいるsuicaペンギン(JR純正品)は単なる見学者で、特に必要ありません。その横にある函館塩ラーメンキャラメルは限定品ですが、おやつですので、こちらも特に必要ありません。


最初に最後尾の荷物車を工作します。
全車両に集電シューを付けるのは大変ですし、走行音がうるさくなるので、シューは最後尾の1両だけに取り付けます。
走行する際にはシューがある車両は(室内灯を点灯させるには)必ず必要になります。中間の車両に取り付けると編成の工夫が生じるので最後尾の荷物車にシューを付けることにしました。


(2)集電シューのセットには、シューと車輪へ接触させる集電板が入っています。どちらもすでにリード線が取り付けてあるので便利です。


まずシューを静音シューに交換します。
今回は手元にあったROCO製ですが、メルクリン製でも他社製でも構わないでしょう。
黒い台座部分とリード線は純正のものを使いますが、先端のシューの部分だけを静音シューに交換します。


純正シューの黒い台座からシューの金属の板を取り外します。折り曲げてあるだけなので、ピンセットで曲げるだけで外せます。


純正のシューにハンダ付けされているリード線を外します。ハンダごてを当てると外れますが、切ってしまっても良いです。


静音シューの方はすり板を外しておきます。


金属の支えの方に付いている黒い台座を外します。これで金属パーツだけになります。


リード線を金属パーツにハンダ付けします。この時に、金属の穴の中にリード線を通すことに注意してください。


金属パーツを純正の方の台座に取り付けます。サイズは合っているので、ピンセットで曲げて固定するだけです。


すり板を元通りに取り付けます。


これが完成した静音シューです。


続いて客車の本体です。
車端部にあるホロが留め具になっているので、これを外します。


ホロを内側に押して、手前に引くと簡単に外せます。


カプラーは導電カプラーに交換しますので、通常のクロースカプラーは外します。
最後尾車両ですので、外すのは最後尾ではない方(2号車が連結される側)だけでOKです。

ヨーロッパ標準仕様のカプラーポケットなので、ピンセットで突起を押し込めば簡単に取れます。


車体は上下のパーツに分解できます。
下のパーツの車端部から、上のパーツを押し広げるようにして外していきます。


内装パーツは左右に何カ所かある爪を外していくと台車パーツと分かれます。

中からはダイキャストの重りと、導電用の金属板が出てきます。


導電用の金属板を外します。横にスライドさせると爪が外れて簡単に取り出せます。


金属板の下にV字型の溝があるカプラーパーツがあります。ここに(5)のY字型金具をはめ込みます。


Y字金具の先端は、V字の根本の穴に差し込んで、カプラーポケットのお尻の部分に収納されるように調整します。この先端部が導電カプラーの金属板と接触することによって、配線が出来上がる仕組みです。


はめ込んだら、金属板を元に戻します。横にスライドさせて板を固定します。


導電カプラーをカプラーポケットに差し込みます。
導電カプラーは集電シューを取り付ける台車側に付けてください(配線が短くて済むため)。


こういう形で、きちんと金属板同士が無理なく接触するように差し込んでください。
この製品(RTSカプラーまたは純正導電カプラー)の場合には、カプラーの金属板が下側、Y字金具の金属板が上側に接触する形が綺麗です。


集電シューの電気を導電カプラーに流すためのリード線をハンダ付けしておきます。
写真の突起部にハンダ付けするのが楽だと思います。


内装パーツを戻します。
この時にリード線と突起部は、きちんと切りかき部から出るようにしてください。


集電シューを台車に取り付けます。
力任せではめ込むだけですが、かなり力が必要です。パーツを破損したりしないように、ドライバーのお尻とかで押してあげるのが良いでしょう。


このTEE客車の場合、写真のステップは簡単に取り外せますので、工作の時は外しておくと良いです。
突起ではめ込んであるだけなので、車両上側に押すと外れます。


集電シューが付きました。
シューは極めて重要なパーツですので、曲がったり、斜めになったりしていないか確認しましょう。


シューのリード線を内装パーツの穴を通して車内に引き込みます。
先ほどの導電カプラーへのリード線と接続して、ハンダ付けします。
集電シューの電気が導電カプラーに流れるようになりました。


反対側の台車に車輪への集電板を取り付けます。
車輪を片側だけ外します。車輪は台車枠を広げて、持ち上げると外れます。


集電板の先が長いので、適当な長さにニッパ等で切断しておきます。
今回は端から1メモリ目のところで切断しました。
ちなみに集電板だけをパーツとして買えますので、2両目以降のシューを付けない車両では、この集電板だけがあれば良いです。


車輪の車軸の後ろに押し込むようにしてはめます。
中央の突起を台車の穴に差し込んでください。


片側をはめたら、外していた車輪を元に戻して完成です。


次に(1)の室内灯パーツの作業です。
室内灯を支えるための白いプラスチックを加工します。
(1)73401 LED室内灯は汎用的に作られていますので、装備する客車の長さと天井部の高さによって、調整が必要になります。
41870 41871セットのTEE客車はフルスケールで長いので、1両につき(1)73401 LED室内灯LEDを2個使います。7両なら14個が必要です。
※今回は純正パーツを使いましたが、価格や様々な理由で必ずしも(1)73401 LED室内灯である必要はありません。他社製のLEDでも自作でも構いません。それらはまた別の機会にでも紹介したいと思います。


白いプラスチックは、今回の車両は天井の高さが低いので、筋が入っている部分で切断して使います。
ニッパで上の部分を切り離してください。


4個全てを切断します。


LED基盤です。2個分で2枚1組で使います。
繰り返しになりますが、このパーツは比較的簡単に自分で作ることができます。
電気パーツ屋さんで部品を買えば凄く安く作ることも可能です。
今回、このパーツは私も初めて使うので買ってみました。


2個をそのまま繋ぎます。


内装パーツの上に白いプラスチックパーツを設置して置きます。


LED基盤をはめ込んで(横から溝に通して)位置の調整をします。
プラスチックや基盤はかちっと固定されるわけではありません。簡単に外れる状態でぐらぐらしていて大丈夫です。客車の屋根等をはめると収まります。


集電シューからの配線をこちらに接続します。
ここはあらかじめコネクタが付いていますので、ハンダ付けは必要ありません。
説明書の絵を見て、配線に注意してください。
「AB1」とプリントされている位置に、集電シューからのコネクタを差し込みます。


反対側「A1」とプリントされている位置に、車輪の集電板からのコネクタを差し込みます。


最終的な位置調整と、配線の確認をしてください。
できればこの時点で一度線路に載せて、点灯するとを確認すると良いでしょう。


客車を元通り組み立てます。
外装をかぶせて、ホロをはめ込んで固定します。
リード線を挟んだりしないように注意してください。


完成です。
さっそく線路に乗せてみましょう。


お、良い感じです。


座席も雰囲気が出ます。
乗客を乗せたいですね。

次回は2両目以降の車両についての工作です。
質問等はコメントかメールでどうぞ。

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