風のおひるねブログ KAZE no OHIRUNE weblog

風のおひるねのブログです。更新履歴や編集後記的なコンテンツを提供してまいります。記事内の写真はクリックで拡大表示できます。

Archive for the 'HO gauge' Category

木次線の旅その3 The travel of Kisuki line #3


神話の世界へようこそ。
今日は奥出雲おろち号にまつわる神話のお話です。木次駅に設置されている看板に書かれている神話を、おろち号の列車を背景に紹介します。
Today, I will tell you the legend of “Orochi” in Izumo area. There are some story boards of the legend in front of the train “Oku-Izumo Orochi” at the Kisuki station.


奥出雲おろち号の「おろち」とは、伝説の大蛇「八岐大蛇(やまたのおろち)」のことです。
木次の町を流れる斐伊川流域にはたくさんの大蛇伝説が残っています。
The word “Orochi” means the huge snake (oriental dragon) of the legend. It was called “Yamata no Orochi.”
The stroy of the dragon legend is handed down from generation to generation in the Hii basin flowing through the town of Kisuki.


素戔嗚尊(すさのおのみこと)が神の国である高天原から出て出雲の国までやってくると、老夫婦と一人の娘が泣いていました。
老夫婦の名は、脚摩乳(あしなづち)と手摩乳(てなづち)、娘の名は奇稲田姫(くしなだひめ)と言います。
泣いている理由は八岐大蛇です。毎年ひとりずつ娘を大蛇に生け贄に捧げて、今年はこの姫の番になりました。しかし、何も打つ手がないのです。
A long long time ago, “Susanounomikoto” the son of god desended from the heaven “Takamagahara” and came to Izumo. An old couple and a daughter were crying.
The old man’s name is “Ashinazuchi” and her wife’s is “Tenazuchi.” The name of the their daughter is “Kushiinada.”
They said that the evil dragon “Yamata no Orochi” had killed their eight daughters evry year. “Kushiinada” will be killed in this year. The old couple cried out for help, “We don’t know what to do. We can’t do any more.”


素戔嗚尊は大蛇を退治することを決意します。
そこで脚摩乳と手摩乳に、八つの壺に酒を入れて用意するように言いました。
八岐大蛇はは八つの頭としっぽがあり、その胴体は八つの山と谷に広がっていて、背中には松や柏が生えていました。大蛇は酒の壺を見つけると、それぞれの壺に頭を突っ込んで呑み始めます。そして、やがて酔いが回って寝てしまうのです。
その隙を見計らって、素戔嗚尊は剣で大蛇をずたずたに切り刻みました。こうして大蛇を退治したのです。
大蛇のしっぽを切る時に、剣の刃が少し欠けてしまいました。不思議に思った素戔嗚尊がしっぽの中を調べると、そこに1本の剣が見つかりました。その剣は「天の叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)」です。
この剣は現在は「草薙の剣(くさなぎのつるぎ)」となり、皇位継承の証である三種の神器のひとつになっています。
Susanounomikoto determined to defeat the evil dragon.
He requested the old couple, “Bring eight casks of sake to the dragon.”
“Yamata no Orochi” has eight heads and tails, and is lying down on the eight mountains and eight valleis. There are many pine and oak trees on its back.
The dragon drank off eight casks of sake and drank itself insensible.
Susanounomikoto choped down the dragon with his sword while it was stupefied with drink. He rided the dragon.
The edge of his sword chipped when he attacked the tail of the dragon. There was a something hard inside of it. It was the sword of “Amenomurakumo.”
The sword of “Amenomurakumo” named the sword of “Kusanagi” by Susanounomikoto in another legend of him. It is the one of the three Sacred Treasures symbolizing the Japanese Imperial throne.


大蛇を退治した素戔嗚尊は奇稲田姫と婚約します。
そして結婚によい場所を探して、須賀(すが)という場所に着きました。ここで奇稲田姫が「ああ、私の心はすがすがしい」と言ったので、ここに宮を建てました。
このとき素戔嗚尊は姫に対する気持ちを恋歌に詠みました。その音が五、七、五、七、七だったので、これが日本の和歌の始まりになったとされています。
Susanounomikoto engaged to the princess Kushiinada.
They searched for a land to live and finally found it in Suga area. They built the house there because Kushiinada said that what a refreshing place it was! Refreshing means “sugasugashii” in Japanese. “SUGA” area and “SUGA SUGA shii” are play on words in Japanese.
Susanounomikoto composed a poem of love for her. The poem was the first Japanese poem “Waka” because it consisted of five, seven, five, seven and seven words.

この神話に出てくる「天の叢雲剣(=草薙の剣)」は、現在は、名古屋市の熱田神宮にご神体として祀られています。
名古屋は私の故郷なのでなんだか「ご縁」を感じます。私はかつて学生時代に島根出身の彼女がいました。私はその姫とは結ばれませんでしたが、おろち号に乗ってふと不思議な縁に思いを馳せました。彼女はいまも元気にしているでしょうか。
日本には、他にも数多くの神話や伝承が残されています。
鉄道に乗って、そんな各地の神話を訪ねてみるのも、また一興だと思います。
The sword of “Kusanagi” in this legend is enshrined in Atsuta Shrine in Nagoya city now.
Since I was born in Nagoya, I am familiar with this sword. When I was at the university, I had a girlfriend who was born in Shimane prefecture. We didn’t get married, but I suddenly remembered her on the train. I hope she is well now.
There are a lot of legends and folklore in Japan.
How would you like to go on a trip to places of legend by train?


さて木次駅を出た「おろち」号はいきなりトンネルに入ります。
先頭のトロッコ車両からは前方のパノラマが存分に楽しめます。トンネルを抜けるとそこには何が見えるでしょうか。
The train “Oku-Izumo Orochi” left the station, and went into a tunnel soon.
We can see the very fine views in front of the windowless coach. I am looking forward to seeing a vista beyound the tunnel.

No comments

レイアウト・ストラクチャー?

メルクリンHOのレイアウトにストラクチャー(?)を置いてみました。
普通のストラクチャーはみなさん作って置いていると思いますので、あえて100円ショップで使えそうなパーツを見繕って並べてみました。
こういうのはGゲージ等ではされている方もいると思いますが、HOでは少ないのではないかと思います。

実はすべてが100円ショップで購入したものではなく、旅のお土産も混ざっています。
旅のアルバムレイアウトにしようと思っています。



雪景色ゾーン。
かまくらに合掌造り。巨大な雪だるまは駅弁の箱です。



エンドの部分には和風の橋が架かっています。職員の通路です。
その脇にはお団子。運転士さんのおやつです。



樹もセットで100円でした。
STOPなどの標識は視認性が高いので、普通に運転する時にでも目印として重宝しています。
向こうに並んでいるのは、suicaのペンギンとicocaのイコちゃん(カモノハシ)です。これは結構高かったです。2匹で3,000円くらいします。

他にも、JR西日本のトレイン+キャンペーンのサボ型切符とか、JR四国限定のご当地ピンズ、サンライズ瀬戸/出雲のA寝台アメニティセットとか、全国の変なものがごちゃごちゃと置いてありますよ。

No comments

室内灯の配線(2両目以降)

リクエストがありました室内灯の付け方(2両目以降)です。
この配線はカプラーが導電カプラーに交換されていることが前提条件になります。

まず基本事項を確認しておきましょう。
室内灯基盤に対しては、図のように配線すればOKです。
一方が中央レール(集電シュー)、もう一方が左右レール(車輪)からの配線です。
本来、LEDには極性があり、直流でないと点滅してしまいますが、整流は基盤がやってくれるので、このように配線すれば大丈夫です。



2両目以降の場合には集電シューは使用しません。集電シューは1両目にあるものを使用しますので、集電シュー=導電カプラーと考えることができます。
つまり図のように配線をすれば良いことになります。



これを実際の基盤で見てみると、このようになります。
導電カプラーが2つあるのは、3両目以降にもシューの電気を送っていく必要があるからです。
ですので、車両の両端の導電カプラーは結線しておく必要があります。
1本だけ車両を横断するリード線が必要になるわけです。



ところが今回のLED基盤では、実は、図のように配線することができます。これはHRSさんに教えていただきました。
注意:説明書には書いてありませんので保証対象外でお願いします。
左右に4つある端子のうち、同じサイド同士の端子は繋がっていますので、車両を横断するリード線の代わりに使用できます。
車輪への配線は対角上の端子を使用します。



最初の図で示すと、こんな感じに配線されていることになります。

3両目以降はこれと全く同じです。
あとは編成に必要な車両分だけ、これを繰り返していけばOKです。
この方式ですと、室内灯を点灯するには必ず1両目(シューがある車両)を編成に組み込む必要がありますので、注意してください。

2 comments

レール運搬貨車

Cトラック関西の運転会に行った時にHRSさんで購入しました。
3台の貨車が長いレールを運搬しているというちょっと変わった車両です。



日本でも工事等に使われるチキxxxxx形という貨車が、同じような仕事をしています。
この車両がそうです。動画からのキャプチャなので画質が悪いですが。
これはレールを運んだ後なので、レールがないですが、レールがある時はこの模型のようになります。



長いレールがあるとカーブを曲がれないのでは?と思うのですが、曲がれるのです。
模型でもほら。



模型のレールは柔らかい素材でできていますが、実物もレールは比較的曲がることが出来るので、貨車が何台か連なっていても大丈夫なのです。
ポイントを通過しても全く問題ありません。


なんとなく凄いですね。

No comments

CS設定で遊ぶ(2)

Advancedの機能マッピングの表を、一番下まで見ていくと、「Stop」「Drive」という項目があります。
ここに設定した機能は、それぞれ機関車が停止時、発車時に自動的に機能するようになります。

試しに「前進向きの発車時に警笛を鳴らす」という設定をした機関車の動画を用意しました。
こうすると、信号機で停止している機関車を発進させる時、自動運転している機関車を発進させる時などに、自動的に汽笛が鳴るようにすることができます。
※単純往復のシャトル運転なら、CS単体と接点レールだけでできます。

ここで言う「前進」「後進」ですが、CSの画面で、三角印が右向き(>)の向きの時、前に進む方が「前進」です。
これはメルクリンの説明書でそういうルールに決まっているようです。

ところで、CSでmfxデコーダーの設定等をしていると、たまに設定ができなくなったり、画面がおかしくなってしまうことがあります。
たとえば、mfxマークが黒くなっていないのに機関車が通信状態になりっぱなしになったり、ファンクションマッピング画面で表が壊れて表示されなくなってしまったりとかです。
こういう時はCSを再起動したり、機関車を登録し直したり(一度デリートしてから、また機関車を線路に乗せて読み込ませる)すると直ります。壊れたわけではないので、慌てずに対処すれば大丈夫です。レイアウト上にたくさんの機関車があるとなる可能性が高いようです。
CSを再起動する時は、電源を落としてから1分間待ってから、再度電源を入れるようにしてください。

2 comments

次ページへ »