2 月 9, 2008

カシオペア色のEF81をDCC化

カテゴリー: 日本型 Japanese railroad model, 日本型N Japanese N, 鉄道模型 railroadmodel — しっぽしゃっぽ @ 9:00 am

117.jpgEF81のカシオペア色です。
カシオペアの牽引を担当していますが、たまに北斗星にも使われる時があります。
今回はこれをDCC化します。


25.jpgEF81はDCCフレンドリーではないものの、機関車用の車載用デコーダーが発売されています。
車体を外して中身を見ると、意外とぎっしりとモーターや重りが詰まっていて、デコーダーを搭載するスペースはわずかです。
機関車用のデコーダーはアナログのライト基盤を取り外し、代わりに取り付けるように設計されています。
モーターからの集電シューを押さえているプラスチックを外して、シュー板を起こします。これでライト基盤が外れます。


35.jpgデコーダーですが、汎用タイプなので、そのままではきっちりと収まりません。左右のLEDが長すぎるのです。
そこでLEDの足の長さを切って、新たに半田付けし、ちょうどの長さになるように調節します。
写真のような感じで同じ長さにしました。


44.jpgデコーダーを機関車に載せて、シュー板を戻し、プラスチックの押さえできちんと固定します。
デコーダーは、ライト基盤に比べると各種のチップが基盤に付いているため、高さが若干高くなっています。
そのため車体の屋根裏が干渉して収まりが悪くなりますので、写真向かって右側の屋根裏少し削りました。(一応そのままでもはまったのですが、若干テンションがかかった状態だったので削りました)


54.jpgテストをしてみましたが、こちらも状態は良好です。
アドレスは拡張アドレスが使用できますので、車番と合わせて8189としました。
ちなみに89番機は、私がカシオペアに乗った際に牽引機として運用された機関車です。


64.jpg走らせてみましたが、お座敷レイアウトの勾配はきつすぎて(と言ってもメーカー標準の橋脚を繋げたものなのですが・・・)、カシオペア編成12両を牽引すると途中で空転してしまいます。
平坦なところか、もっと勾配を緩くする必要があるようです。またはDD51の重連にすれば良いのかもしれません。
今度試してみたいと思います。

2 月 8, 2008

731系とキハ201系のDCC化

カテゴリー: 日本型 Japanese railroad model, 日本型N Japanese N, 鉄道模型 railroadmodel — しっぽしゃっぽ @ 9:31 am

115.jpgNゲージのDCC化ですが、作業は基本的にひとつで、車両にデコーダーを搭載すればOKです。
DCCのコントローラー等一式はすでにありますし、普段使っているものなので、違和感はないです。
ただ、やはり車両はHOと比較すると小さいです。Z→Nもそうですが、わすがなのですが、この差は大きいです。


24.jpg最初は簡単な車両からと言うことで、選んだのが、JR北海道の通勤用車両731系とキハ201系です。
どちらもKATO製ですが、DCCフレンドリー製品と言って、デコーダーが簡単に搭載できる仕様になっています。

ちなみに我が家のNゲージは、JR北海道、夜行列車(寝台特急)、名鉄の3種類です。ラインナップが多いので、何かテーマがないと大変なことになると思い、これ以外はありません。また、HOよりサイズが小さいので、長大編成が多いです。
現在のところ、JR北海道はキハ283系「スーパーおおぞら」、789系「スーパー白鳥」、キハ261系「スーパー宗谷」、夜行は「カシオペア」「トワイライト・エクスプレス」285系「サンライズ瀬戸・出雲」、名鉄はパノラマカーシリーズなどが走っています。


34.jpg731系とキハ201系は、どちらも同じような外観の車体で、731系は赤い帯、キハ201系は青い帯が入っています。
JR北海道では実際に、この両方の列車が繋がって走っている列車があります。731系は電車、キハ201系は気動車なので、とても珍しい組み合わせです。
DCC対応にして、そういう運転が再現できるようになっているのが、この製品の狙いだと思われます。


43.jpgまずデコーダーの搭載の前に、付属のシール等を貼りました。Nゲージはこういったところが細かいですね。
シールは限りなく小さいので、とても大変です。ピンセットなどの道具がないときついです。
次に室内灯を取り付けます。
これもデジタルでは常点灯になりますので、ないと寂しい気がします。室内灯がたくさん点いた車両がゆっくりと走っているだけでも和みますので重要です。


53.jpgさて、いよいよデコーダーの搭載です。
731系とキハ201系には、専用のデコーダーが用意されています。KATOから電車用のデコーダーと、前照灯/尾灯用のファンクションデコーダー、それに室内灯用のデコーダーまで発売されているのです。
今回は電車用デコーダーEM13と、前照灯/尾灯用のファンクションデコーダーFL12を、各車両に組み込みました。


63.jpg海外型と違って、電車が多い日本型では、ここが面倒なところです。
海外の場合は機関車が客車を牽引するタイプが主流なので、デコーダーは機関車にすべての機能を持ったものを組み込めばよい(というかHOではデジタルが主流なので組み込まれている)場合が多く、客車には室内灯を付けておけばいいのですが、電車ではそうはいきません。
動力は中間車両にモーターが入っているのでデコーダーが必要ですが、前照灯/尾灯は先頭車にあり、モーター車と離れているケースがほとんどなので、こちらにもファンクションデコーダーが必要になるのです。
その点、KATOのEM13やFL12は単機能に特化しているので、日本型向きのデコーダーと言えると思います。デジトラックス等のマルチファンクションデコーダーの場合、こういう電車に搭載すると、中間車ではファンクションが、先頭車ではモーター制御が無駄になってしまうわけです。単機能のデコーダーは、サイズも小さく、価格も抑えられるので、搭載する車両が分散している場合には有利になります。
KATOからは室内灯用のデコーダーも発売されていますが、さすがにこれはやめました。車両数分いりますし、車両個別に室内灯をオン/オフするのはあまり意味がないと考えたからです。


73.jpg先頭車にファンクションデコーダーのFL12を組み込みます。
車体を裏側にすると、前照灯のオン/オフスイッチ(併結時に連結面のライトを消すための機能)がありますので、この部分を押し上げると裏蓋が外れます。中にはスイッチ(プラスチックの板)が入っていますので、これを取り出します。小さいのと、細かな突起がたくさんあるので、作業にピンセットは必須です。

83.jpg取り出してできたスペースに、デコーダーを押し込みます。これだけで作業完了です。めちゃくちゃ簡単です。DCCフレンドリーと言うだけのことはあります。

編成の前後の前照灯/尾灯を、同一アドレスで一気に切り替えたいと言う人は、デコーダーの向きに注意が必要です。
FL12は本当に単機能で、ライトスイッチで前照灯/尾灯の両方を切り替える機能になっています。そのため、列車の前後の先頭車のデコーダーの向きを互いに反対にしておかないと、両方とも前照灯が点いてしまったり、尾灯が点いてしまったりします。
私は別のアドレスを割り当てたのですが、同一アドレスにした時のために、一応向きを合わせておきました。
別のアドレスを割り当てた理由は、連結面のライトを個別に制御したかったからです。


93.jpg次は動力車にEM13を取り付けます。こちらも作業は同じです。
裏側のモーターの下のパネルをずらして取り外すと、モーターと基盤が出てきます。

103.jpgこの車両はフライホイールですので、台車とモーターが軸で繋がっています。このままではデコーダーが入りませんので台車を外します。
後はデコーダーを差し込むだけです。


122.jpgキハ201系も全く同じ作業でDCC化できます。
さっそく2編成をレールに乗せてテストです。ちゃんとライトが点きます。
個別にも走りますし、強調運転(重連統括制御)もばっちりでした。

116.jpgNゲージもデジタルにすると、低速でも安定して、明るいライトのまま走ってくれますので、なかなか楽しいです。
また、狭いヤードに短い編成の列車や機関車を何台も止めておいても、個別に入れ替えができるので、それだけもレイアウトにたくさんの車両を並べられて、スペースを有効に使って遊ぶことができます。

【デコーダーFL12に関しての注意点】
DCCフレンドリー車はデコーダーの搭載が楽ですが、ファンクションデコーダーのFL12に関しては、少し注意点がありましたので記載しておきます。

(1)CV値が書き込み専用である
設定値をプログラム画面上に読み出すことができません。また、書き込んだ時に機器によってはエラーになります(説明書に記載してあります)。
このため、機器によっては値を設定できない場合があります。FL12の動作保証がされている機器で設定した方がよいと思います。
KATO推奨の機器だと大丈夫だと思いますが、うちにはなかったので、SNJPN DP1という赤い小さな箱のプログラマ(パソコンからDCCの簡単に設定ができるもの)を使用しました。Zゲージでも使用しているものです。これはエラー表示は出ますが、値は書き込めています。

(2)拡張アドレスが設定できない
少なくとも私の家にある機器では無理でした。電車用デコーダーのEM13は拡張アドレスが設定できますので、731系は「731」、キハ201系は「201」にしてあるのですが、ライトコントロール用のFL12にはそういう値は設定できず、基本アドレスの「73」とか「21」にしています。
FL12の説明書には、CV1には01~127が設定可能と書いてありますが、CV17等はリストにありませんので、拡張アドレスはできないものと思います。ただ、定格・機能の欄には「初期アドレス値:03(設定可能範囲:)01~9983」とも書いてあるんですよね。
ライトコントロールの方が数が多いので、拡張アドレスを設定できると便利なのですが。

明日はカシオペアの牽引機であるEF81に挑戦です。

2 月 7, 2008

Nゲージのデジタル化

カテゴリー: 日本型 Japanese railroad model, 日本型N Japanese N, 鉄道模型 railroadmodel — しっぽしゃっぽ @ 6:38 pm

鉄道模型もいろいろと遊んでみましたが、やはり「走らせて遊ぶ」ということについては、走行性能、機能、手軽さ、安定感のどれをとっても、メルクリンのHOがナンバーワンだと思います。
海外、国内、ゲージの大きさを問わず、結局これが一番遊んでいる時の余計なストレスがかかりません。

が、メルクリンでは日本型の車両はありません。
海外の車両でも良いのですが、たまには日本型の車両も走らせてみたくなりますよね。
いままで日本型もHOで考え来たのですが、結論から言うと、日本のHOは現状ではいまいちです。
まず車両の種類が少ないので、思い入れのある電車とかは難しいです。特に子供が好きそうな最近の特急とかの車両は少ないですね。
また、自作するにしても、どこかで車両を入手するにしても、日本型HOは走らせにくいのです。何十万円もする車両は、車体は金属でできていますが、それだけで他にはライトが点く程度の機能しかありません。急カーブも曲がれないものが多く、メルクリンや海外の車両の倍程度の曲線半径を必要とします。
線路も国産のものは集電状態があまり良くなく、すぐに電圧降下したりして、これは飾るものであって、走らせるものではないのだと気が付きました。

日本型で考えますと、トータルではNゲージという答えになりました。
走らせることもできますし、価格も安価、何よりも種類が豊富なのです。ほとんどの鉄道の車両は発売されています。

しかし、そんなNケージも、ひとつだけ納得がいかないのがアナログ制御だと言うことです。
アナログでもいいんですが、狭い部屋で小さく遊ぼうとすると、デジタルの方が利点が多いと思います。
そこでNゲージをデジタル化することにしました。方式はDCCです。

NゲージのDCCについては、KATOさんが取り組んでいて、小規模ですが製品のラインナップも行っています。
東京のホビーセンターカトーに行ってみたのですが、対応の良さにびっくりしました。これぞ日本企業というサービス精神で、非常に丁寧に対応していただきました。
さすがメーカーです。模型店もこれくらい対応が良かったら・・・と思いました。決して模型店の対応が悪いわけではないのですが、ホビーセンターカトーの対応の後だと販売するだけという感じがしてしまいます。それだけKATOさんの対応が良かったと言うことでしょうか。

DCCでのデジタル化というは、メルクリンのZゲージでもやっているのですが、こちらは小さすぎてデコーダーの搭載に限界があり、非常に苦労しました。全車両デジタル化というのは難しいと思います。
Nゲージもここが一番の心配だったのですが、どうも大丈夫なようです。
サイズ的には小さいには小さいのですが、なんとかデコーダーは乗ります。また、KATOからはデジトラックスのデコーダーを利用して、専用の製品を出してくれている車両もあります。
ひとつの要因として、日本型は電車が多いということが挙げられるのではないかと思います。
電車の場合は直方体の車両が多いですから、どこかにデコーダーの入る隙間があるわけです。これがSL主体だったら難しいと思います。ただ、電車では別の問題点もあるのですが、それはまた別の機会に記します。

とりあえず、これからは海外→メルクリンHO、日本型→NゲージDCCと踏ん切りが付いたところで、さっそくデコーダーを搭載します。

今日は更新が遅く、かつ文字ばかりですみません。
a.jpg写真が全くないのも何なので、1枚だけ貼っておきます。明日はとりあえず、一番簡単なこの車両から。

1 月 11, 2008

PROZ on メルクリンZ

112.jpg冒頭に別の話でなんですが、盆栽の梅がお正月に咲きました。タイミングがいいですね。
部屋の中においておいたらいきなり満開です。とても綺麗です。


29.jpg続いて、昨日の逆で「メルクリンのレールの上にPROZを走らせる」場合です。
結論は◎です。このパターンは何の問題もありませんでした。


37.jpgメルクリンのZゲージの線路でお座敷レイアウトを作って、その上を走らせてみました。
コースはオーバルに行き違いの出来る駅と引き込み線があるもの。ポイントはカーブポイントと通常の分岐の両方が組み込まれています。
PROZの車両は山手線ですが、こたつの上にレイアウトを作りましたので、引き込み線の有効長の関係から7両編成を5両編成へと、2両減車してあります。
全く問題なく走行できました。ポイントもどの方向も問題ありません。


動画今回はレールはメルクリンですが、コントローラーはKATOのNゲージ用のものを用いましたので(メルクリンZではいつも使っているのですが)、その関係か常点灯システムはうまく動作しませんでした。ライトが点く前から走ってしまいます。
これはPROZ、メルクリンの車両、どちらも同じです。ごく普通の鉄道模型の状態ですね。やはり常点灯システムはうまく調節されているのでしょうか・・・。
それからお座敷レイアウトだったためか、山手線はいつもよりもLEDがよくちらつきました。特に低速域では顕著です。


動画動画ですが、山手線の動画以外に、前回走らせられなかったICE3が走る動画もアップしておきます。

最終的な結論としては、現状では、メルクリンのレールの上をPROZが走る分には問題がないと言えると思います。逆は条件次第です。今後レールのラインナップがそろってきてからのお楽しみということになるかと思います。

1 月 10, 2008

メルクリンZ on PROZ

お待たせしました。PROZについて、Bemoさんからコメントで質問がありましたが、お正月にいろいろと実験してみましたので、そのレポートをしたいと思います。

28.jpg最初は「PROZのレイアウトの上にメルクリンZゲージを走らせる」場合です。
先に結論を書きますと、この組み合わせは△です。
走らせることかできる車両とできない車両があります。線路条件によって違ってきます。

まずPROZとメルクリンZゲージの違いを確認しておきます。
どちらも幅6.5mm、縮尺1/220のZゲージですが、日本型とヨーロッパ型ではもともとの車両の大きさが異なるため、車両の実際の大きさが異なります。ここがポイントです。


110.jpg山手線の電車とスイスの機関車を並べて比較した写真です。
車体の長さはスイスの機関車の方が短いですが、大きさ(高さ)はスイスの機関車の方が高くなっています。

65.jpgまたヨーロッパの一般的な客車と比較すると、山手線の車両は2/3くらいの長さしかなく、ずいぶんかわいらしく見えます。
これが実際にヨーロッパの標準軌の列車と日本の狭軌の列車の大きさの違いです(※標準軌、狭軌については世界基準での比較)。
これに関係して、ヨーロッパの客車は台車間の距離(ホイールベース)がかなり長くなっています。ここに注意点が発生します。


36.jpgPROZでは現時点ではまだ基本コースのレイアウトしか発売されていませんので、このレイアウトの上に客車を載せてみます。
もし造形物が一切なくて線路だけなら問題ないのですが、基本コースでは写真部分の橋桁が、客車の内側に当たってしまい脱線してしまいます。したがってフルサイズの客車は現状のPROZでは走らせることが出来ません。


55.jpgスイスの機関車(Re460型)や短い客車、貨車などは大丈夫です。
しかし、走らせているともうひとつ別の問題があることに気が付きました。どうも何周かに1回程度脱線することがあるのです。
原因はトンネルの中にあるクロスレールでした。トンネルを取り外した写真の部分のレールです。
このレールはかなり急な半径でしかもS字型に曲がっています。どうもここをうまく通過できない編成があるようです。
編成が短い(機関車だけとか客車1両程度)と問題ないのですが、長くなるとテンションがかかって脱線する割合が増すようです。
これは車両の組み合わせや運転に仕方にもよると思います。
上記のことを総合的に判断して、今回は△としました。

ただし走行自体は全く問題ありませんし、常点灯システムも動作しますので、レールの線形が改善されれば走ることは出来ます。つまりレール単独での発売が開始されれば問題はなくなります。
しかし、それではPROZの魅力がなくなってしまいます。基本レイアウトのクロスレールがある方のレイアウトパーツには、コントローラーとの接続端子が付いていますので、今後増設レイアウトが発売されても、このパーツを外すことは難しいのではないかと予想します。
もし、増設レイアウトでカーブの周囲に障害物がない区画だけでレイアウトを組み上げることが出来れば、メルクリンのZゲージもレイアウト付きで楽しめるようになると思います。


45.jpg違和感がなかった車両としては、ドイツの新幹線ICE3でしょうか。
この列車は走れないので、ただレールの上に置いてライトを点けただけですが、なかなか様になっています。
ZゲージのICE3はとてもやんちゃ坊主で難しい車両です。5両セットでモーター車は中央の1台です。ところがモーター車単独では集電機構がなくて走れません。集電機構は両端の先頭車に組み込まれていて、それを導電ドローバーで編成中央のモーター車に送り込みます。ですので必ず編成で走らせる必要があります。
この複雑な機構のせいで、両端車両、モーター車、そしてドローバーのすべての接点が良い状態にないときれいな走りになりません。かっこいい電車(ICE3は動力分散型の電車です)なのですが、あまりお奨めできません。


動画PROZの上を走るメルクリンZゲージの動画です。

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