八丁味噌の工場見学
八丁味噌の工場見学に行ってきました。八丁味噌とは愛知県などで使用されている味噌です。
名古屋で味噌といえば、この味噌を指します。有名な味噌煮込みうどんやミソカツにも使用される味噌で、愛知県の味としてはなくてはならないものです。
工場は愛知県岡崎市にあるカクキューさんにお邪魔してきました。
八丁味噌という名前の由来は、岡崎城から西へ八丁(一丁=約109mなので、約872m)の距離にある場所で作られていたので「八丁味噌」という名前がついたそうです。
工場といっても近代的な設備が整った建物ではなく、昔ながらの方法で味噌が造られています。建物は事務所や倉は、国の登録文化財に指定されているもので、見るだけでも歴史を感じます。
中にはいると倉の中には大きな大きな味噌樽が何個も置かれています。工場の敷地内にも樽がいたる所に転がっています。味噌はこの樽の中で作られるのだそうです。
八丁味噌というと味が濃い印象がありますが、塩分が強いわけではなく、むしろ普通の味噌よりも塩分濃度は低いとのこと。白味噌は大豆を煮てから加工しますが、赤味噌は大豆を蒸して造るらしく、このあたりの製造方法の違いによって味が濃くなるそうです。でも実は日本人にあった健康食品だったりします。
樽ですが、使っていくうちに何回か解体して洗ったりします。工場内には板単位に解体された樽(の一部)を干す作業もしていたりして、なかなかおもしろかったです。
工場には直販店も併設されていて、見学が終わった後は商品を買うことができます。
商品は大変豊富で、味噌だけでなく、味噌せんべい、味噌プリッツ、ラーメン、味噌煮込みうどんなど、様々なジャンルの加工品がずらりとならんでいます。正直、味噌でこれだけのラインナップがあるのには驚きました。
当日はお祭りがあり、大鍋には八丁味噌で煮込んだ豚汁がぐつぐつと煮えたぎっていました。
変わったものとしては、八丁味噌ソフトクリーム。カップに入ったアイスクリームもあります。
いろも白色で、味もほんのり味噌の味がする程度で、味噌味噌していません。感覚としては味噌というよりもキャラメルに近いものです。
それから八丁味噌ビール。こちらは普通の地ビールといった感じで味噌の味は感じませんでした。八丁味噌ビールは冷やしておかないと味が変わってしまうというデリケートな商品で、そのためここでしか(その場でしか)飲めません。おみやげに持って帰ろうとしたら「一度常温に戻ってしまうと味が変わる」のでおすすめできませんとのことでした。
味噌は普段はあまり気にしない調味料ですが、そういうものにふれる機会として、大変興味深い見学でした。
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