4 月 22, 2008

陸羽東線

カテゴリー: JR Japan Railway company group, 鉄道 railway — しっぽしゃっぽ @ 9:00 am

前回、瀬見温泉に列車で行くのは大変ですと書きましたが、その理由のひとつが駅がこんなところにあるからです。
山の中に線路が1本だけ通っているような場所です。
この写真はちゃんと駅から撮影したものです。立っている場所に駅があります。


これが瀬見温泉駅です。
いわゆる観光温泉地にある○○温泉という駅とは、格段に違う印象を受けると思います。
ホームもひとつ、線路も1本。当然のように無人駅です。


ホームはこんな感じになっています。
温泉街は少し離れたところにありますので、駅前に商店か何かがあったりするわけではありません。ほとんにぽつんと駅があるだけなのです。


さて、そんな陸羽東線ですが、JR東日本では「奥の細道湯けむりライン」という愛称が付けられていて、その名の通り沿線には温泉が点在します。
駅名に「温泉」の文字が付く駅だけでも、川渡温泉、鳴子温泉、中山平温泉、赤倉温泉、瀬見温泉と、5個もあります。さらに鳴子御殿湯駅という駅もあります。
1本のローカル線上にこれだけ温泉駅があるという変わった路線なのです。

中でも一番有名なのは鳴子温泉でしょう。
鳴子温泉駅は駅員さんもいて、ホームも多いですし列車の本数も多いです。


陸羽東線を走る列車はキハ110型。
以前このブログでも紹介したJR東日本の標準型ローカル線車両です。
この線専用のカラーリングに塗装されて、車体には「奥の細道」の文字が入っています。


車内にはイラストで沿線の案内が入った路線図が掲載されていました。


さて、瀬見温泉駅に列車がやって来ました。
ここに来るのが大変なもうひとつの理由は、列車の本数が少ないことです。
陸羽東線は、東北本線の小牛田駅から、東北新幹線の古川駅を経由して、山形新幹線の新庄駅までを結んでいますが、古川駅側から途中の鳴子温泉まではそこそこ本数があるものの、鳴子温泉止まりが多く、瀬見温泉がある山形県まで来る列車は激減するのです。
ほとんど全列車が普通列車の上、朝晩はある程度あるのですが、日中は数えるほどしかありません。


ローカル線ののどかさを表していたのが、駅にある看板です。
瀬見温泉駅はホームと線路は1つずつしかないのですが、構造上、踏切を渡らないとホームに行けないのです。
たまにしかこない列車が来ると、列車の直前を慌てて横切って乗る人がいるのでしょう。こんなことが書いてありました。


風景は県境の峠の区間以外は、のどかな田園地帯が続きます。
春は遠くの冠雪した山々が綺麗でした。


こういう駅で待っていた列車が来るのが見えると、とてもうれしく感じます。
あ、来た来た!という感じです。

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