●上海駅
上海駅は非常に多くの人でごったがえしています。出張で上海駅から南京駅まで乗りました。
列車の乗り方は、軟座(ソフトシート)車両と硬座(ハードシート)車両とで、駅の入口が違います。アナウンスがあるまでは待合室で待機して、時間が来ると一気に乗車するシステムです。従者システムや車両の形、運行形式を含めて、ヨーロッパに近い方式でした。
●新空調特別快速
上海−南京間には「新曙光号」という新幹線(ドイツのICE)のような列車が走っていると聞いていたのですが、本数が極めて少ないようで、私が乗ったのはディーゼル機関車が引く、上海発、南京西行き、新空調特別快速列車(特急相当)です。
同じ新空調特快でも、列車によって所要時間と停車駅、および繋いでいる車両が異なります。上海→南京は普通の客車と二階建て客車の混成編成でした。二階建ての二階席でしたが、車内には電光掲示板(中国語表示のみ)もあり、わりとモダンな雰囲気です。途中停車駅は、蘇州、常州、南京です。南京までは3時間7分かかりました。
ただし、異常に混雑しますし、みんなぺちゃくちゃとうるさいです。また、なぜかほとんどの中国の方は自分で魔法瓶を持ち込んでいて、車内販売の人がそれにお湯(無料)をついで回ります。魔法瓶の中にはお茶葉が入っていたり、インスタントコーヒーやスープだったりと人それぞれ。カップラーメンも人気があるようです。車内販売では、その他、食べ物から、本や地図、おもちゃまで、実に多種多様なものを売りに来ます(すごい人混みをかき分けて!)。
けっこう時刻に正確に発車して、以後もかなり正確に運行され、少し驚きました。もっと遅れるのではないかと思っていたのです。
|
|
帰りの南京→上海は、全客車が一階建ての二等軟座客車編成です。南京西発、杭州行き。二階がない分、もっと混雑していました。上海までの停車駅は常州と無錫で、やはり3時間程度かかります。
上海−南京間は全線複線になっていて、かなり線路事情が良い区間のようです。それでも、昔の日本国鉄でよく見られたような、何十両も貨車を繋いだ貨物列車と旅客列車が、ひっきりなしに往復しています。
線路のポイントのところには、小さな小屋が建っていて、黄色い服を着た鉄道マンらしき人が2〜3人ほどいて、ポイントの整備や検査をしているようです。きっと切り替えもしているのでしょう。
信号機も本線上の多くのものは、「進行(青)」と「停車(赤)」の2種類しかなかったので、おそらく閉塞システムなどなく、まさに人間の力を信頼したシステムではないかと想像します。人口が多い、中国だからできる人海戦術です。
列車はディーゼルとはいえ、時速150Km程度で爆走していきますので、ちょっと怖いと言えば怖いです。でも乗り心地は良かったです。発車や停車時もがっくんとはならず、スムーズに走ります。
|
|

【動画】上海駅出発〜建設ラッシュの上海近く〜
郊外を走る〜常州駅到着〜南京まであと少し
約16.5MB WMV形式 1分30秒 音声なし 640×480
|
|