【Q】 ファンスターターセットと普通のスターターセットの違いはなんですか?
【A】
ファンスターターセットの場合は、付属の電池式コントローラーでは、列車の速度を調節できないので気をつけてください(ただ走行させるだけなら問題ありません)。車両やレールは同じなので、共通して使用できます。
ファンスターターセットとは、約1〜2万円程度で販売されているプラスチック製の箱に入った小さなセットです。年に何回か新製品が出ます。また、航空機の機内販売でもよくカタログに載っています。
【Q】 ポイントの非選択式というのが、よくわかりません。
【A】
ぶっちゃけて言うと、線路上のすべての列車が必ず同時に走ってしまうのが非選択式です。
線路の上に動力車を3台乗せると、どこにいても、ポイントがどう切り替わっていても、3台全部が同じように動きます。
個別に動かすには、線路を計画的に絶縁していくことが必要です。これが面倒、またはよくわからない人は、大きなレイアウトは作らないか、HOかMAXIにすることをお奨めします。絶縁はZゲージでは理解が必須の知識です。
【Q】 デジタル化したいのですが?
【A】
メルクリンではサポートしていませんが、デコーダーを自分で取り付ければ、Zゲージでもデジタル化はできます。デコーダーはDCCのものを使用しますので、コントローラー等の機器もDCC対応のものが必要になります。
デコーダーは市販されています。日本でも買えますが、一番小さいものは取り寄せになるので、海外通販で購入した方が良いと思います。
デコーダーの取り付けには、ハンダ付け等の電気工作と、電気の知識が必要です。やや難しいです。また、車両の構造上、スペースがなくてデジタル化が難しい車両も多数あります。特にSL系は難しいです。
比較的簡単にデジタル化できる車両としては、VT11.5のTEE、アルペンゼー、Re460等でしょうか。
【Q】 デジタル化するとライトのオン/オフができますか?また走行性能は?
【A】
結局は自分の工作の腕にかかっていますが、理論的には止まっていてもライトや車内照明ををオン/オフしたり、前照灯/尾灯を切り替えたりすることができます。
走行については、アナログの時よりも、ゆっくりと走ることができるようになります。超スロー走行等が可能です。逆に、最高速度はデコーダーの性能にもよりますが、アナログの時よりも遅くなります。通常の走行には問題ありませんし安定もします。
【Q】 勾配はどの程度まで大丈夫なの?
【A】
安全圏は2%〜3%程度(1mで2cm高くなる〜1mで3cm高くなる)です。実際には4%程度までは登るという意味では登りますが、空転する車両が出たり、極端に速度が落ちたり、長い列車は止まってしまったりします。
【Q】 トンネルや橋のクリアランスは?
【A】
パンタグラフをあげた電気機関車は高さ5cm以上はないと通過できません。架線を張れば4cmちょいあれば通過できます。
またR145では、長い客車は、普通に架線柱を建てると接触します。
いずれにしても、車両によりますので、実際に計測することをお奨めします。
【Q】 Nゲージのパワーパック(TomixやKATO)を流用したいのですが、使えますか?
【A】
問題なく使えます。ただし、Nゲージでは最大電圧が12V程度あるので、いっぱいまでスロットルを回さないように注意してください。Zゲージの最大電圧は10Vです。
【Q】 メンテナンスが大変ということですが、実際に何がどう大変なのですか?
【A】
レールの掃除と、レイアウトの埃取りです。つまり毎回かなり丁寧に掃除するということです。
掃除が嫌いな人は、HO以上が良いですよ。
レールは、毎回走る前にゴシゴシと磨いた方が良いです。磨くのは眼鏡用の布が便利です。たまにレールクリーナー等も使用します。
この作業は、お座敷レイアウトならそんなに手間ではありませんが、固定したり(情景があったり)、架線が張ってあると、とたんにかなりの時間がかかる作業に変身します。
他には、長い間走行していなかった車両は、慣らし運転等が必要な場合もあります。
|