鉄道模型の世界では線路の幅のことを「ゲージ」と呼びます。代表的なゲージには以下のようなものがあります。[幅が狭い=大きさが小さい順に並べました]
写真があるものは、大きさの違いを示すために、一般的なシャープペンシルを並べて撮影してあります。すべてのゲージで同じ機関車が撮影できませんでしたので、参考情報を。1番ゲージとGゲージの車両は他のゲージの車両よりも、実物そのものが比較的小型のものになっています。
(1)Zゲージ(ゼットゲージ)
線路幅6.5mm。列車の大きさは実物の220分の1です。列車1両はたばこ1本ほどの小さな模型です。ほとんどの製品がメルクリンというドイツのメーカーでしか扱っていないので、日本の車両はありません。やや高度な取り扱いを要求されます。線路をぐるりと1周させるには机の上程度のスペースが必要です。

(2)Nゲージ(エヌゲージ)
線路幅9mm。列車の大きさは実物の160分の1です。日本では鉄道模型=Nゲージと認識されているくらい代表的な模型です。日本のメーカーから、日本の車両が数多く発売されており、また取り扱いも比較的簡単です。価格も安価です。線路をぐるりと1周させるにはたたみ1畳程度のスペースが必要です。

(3)HOゲージ(エイチオーゲージ)
線路幅16mm。列車の大きさは実物の87分の1です。世界的にはこの大きさが一番の主流です。ですので、数多くのメーカーと種類があります。日本の列車も海外の列車も多数ラインナップされています。日本の家屋ではちょっとサイズが大きめです。線路をぐるりと1周させるには物置程度のスペースが必要です。

(4)Oゲージ(オーゲージ)
線路幅32mm。鉄道模型の歴史の黎明期には主流だったゲージですが、現在は数が少なくややマニアックなアイテムです。おもちゃに例えると、ブリキのおもちゃやセルロイドの人形のような位置づけになるのでしょうか。コレクターの方が収集されていたりします。
(5)1番ゲージ(いちばんゲージ)
線路幅45mm。列車の大きさは実物の32分の1です。屋内ではかなり大きなサイズになります。車両の種類は他のゲージと比較すると少数です。庭園鉄道やイベントなどで使用されたりもします。線路をぐるりと1周させるには部屋ひとつ程度のスペースが必要です。

(6)Gゲージ(ジーゲージ)
線路幅45mm。列車の大きさは実物の25分の1です。主に庭園鉄道など、本格的な屋外での走行を考慮した大型の鉄道模型です。1番ゲージと線路幅は同じですが、列車の縮尺が違いますので、同一の車両であればGゲージの方が一回り大きくなります。線路をぐるりと1周させるには部屋ひとつ程度のスペースが必要です。

これ以外にもまだまだ様々な大きさのゲージがあります。名前も規格もいろいろです。受験教科に「鉄道模型」というのがあったら、きっと『テストに出るぞー!』っていうくらいあります。でも自分が遊ぶモノ以外は覚えなくていいと思います。だってテストなんてないですから。
とりあえず、最初に大きさを決めて、その大きさにあった車両や機材を揃えることが必要だということだけが重要なのです。
本物の電車でも、新幹線と山手線は線路の幅が違うので同じ線路を走れません。そんなイメージです。
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