日本国内のお店で買うにしても、海外から通販で買うにしても、メルクリンを購入する時に、どうしても絶対に必要になるものがひとつだけあります。それは、カタログです。
雑誌やホームページで情報がどんどん公開されているNゲージ等と違って、メルクリン製品は、日本では圧倒的にマイナーです。どんな列車が発売されているのかすら、カタログがないと網羅的に確認するのは難しいと言えるでしょう。
また、鉄道模型は発売されている製品の数が膨大なので、私が確認した範囲では、製品一覧などが掲載されているホームページは極めて少ないです。仮にデータベースがあったとしても、製品番号がわからないと検索すらできません。購入の際にも製品番号が必要な場合がほとんどです。製品番号を知るためにもカタログは必須アイテムです。
つまりメルクリン最初の買い物は、実はスターターセットではなく、カタログであるべきなのです。
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メルクリンの総合カタログとパンフレット
これがないとはじまらないかも・・・。
カタログは有料で、かなり分厚いものです。 |
カタログは日本のお店でも取り扱っており、通常はちゃんと在庫もあります(ただし日本語版はありません)。価格は3,000円程度です。まずはこれを買いましょう。近くにお店がない場合は、日本で通販すれば良いでしょう。もちろんスターターセットと同時に取り寄せるという手もあります。
メルクリンのカタログは毎年更新されていて、Zゲージ〜MAXIまでの全ての製品が1冊の本になっています。メルクリンは毎年必ず限定品を生産していますので、その年のカタログにしか載っていない製品もあります。また、古い製品は順次入れ換えられていきます。何が生産中止になって、何が新製品なのかは、ドイツのメルクリンの公式ページで差分だけを確認することができます。
カタログにはインサイダー商品というのも掲載されています。これはメルクリンの会員サービスで、中には何年か会員になっている人だけが購入できるというスペシャルアイテムも紹介されています。しかし、現実には、お店ではインサイダー商品は会員になっていなくても購入できます。なぜかはわかりませんが(お店が会員として一括購入している?)、得した気分ですね。
その他、レイアウトを作成する予定がある人や他のメーカーの製品も欲しい人は、メルクリン以外のカタログも一緒に購入しておいた方が良いでしょう。
特に、ストラクチャー(駅や建物、人形、その他レイアウトに必要なもの)の製造メーカーのカタログはあった方が楽しいと思います。例えばファーラー社やキブリ社のカタログです。
カタログの次に重要なものは、購入した製品についている説明書です。
メルクリンの説明書は素晴らしくて、車両(機関車、客車)にはちゃんと『どういう部品で構成されていて、どうやって分解するのか』という図が付属している場合があります。そして列車を構成する全ての部品の製品番号が振られていたりします。これは絶対になくさないようにしましょう。
特にZゲージなどは、小さいので列車の微細な部位が破損したり、紛失したりすることがあります。また、モーターが壊れたとか、連結器が破損した、はたまた改造しようとしてつい壊してしまったとか、そういう不測の事態が発生したとき、この説明書に書いてある製品番号で、その部品を取り寄せることができます。もし部品が製造中止等でないときは、代替の部品を教えてもらえます。説明書に記載がない場合も、問い合わせればちゃんと回答してくれます。
製品に対するこのような姿勢は、私がメルクリンを愛して止まない理由のひとつです。
男の子は必ず分解するものです。それを前提として首尾一貫した生産体制を築いていること、そして、大昔の製品でも、モーターを変えたりしてまた走らせることができるような姿勢を維持していることは、大変評価すべきことだと思います。限定品が毎年発売されたり、会員限定の商品が発売されたりというのは、こういった体制の上に構築されているサービスなのです。単なる商売やコレクターアイテムだけの商品ではなく、何年経ってもあの時の限定品が「走る」ことを前提にしたビジネスを行っているというのは、企業としてすごい覚悟だと感心させられます。
あ、そうそう。説明書が見あたらないという人は、箱の蓋の裏側を見たり、機関車が収まっているケースを取り外して下側を確認したりしてみください。きっと見つかると思います。
少し話がそれましたが、とにかくカタログで製品番号を確認すること。これが第一歩です。
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